2008.03.05
大神雄子、WNBAへ挑戦!

3月5日、ジャパンエナジー本社ビルにおいて、『大神雄子、WNBA挑戦』記者会見が開催された。この会見には大神の出身地である山形からもテレビ、新聞が駆けつけたのをはじめ、100名近い報道陣が詰め掛けるなど、多くのメディアが注目するものとなった。
大神の会見に先立ち、WNBA挑戦までの経緯、今後のスケジュールが発表された。今回の渡米は、今年の1月、来日したWNBAフェニックス・マーキュリーのコーリー・ゲインズヘッドコーチから大神選手あてにトライアウトの招待状が渡されたことにより実現した。大神は以前からWNBAでのプレーを希望しており、所属するジャパンエナジーもWNBA挑戦に向けての調整を行ってきたという。これを受け大神は4月上旬に渡米し、同19日からのトライアウト、トレーニングキャンプに備えることとなる。フェニックス・マーキュリーは昨シーズンのWNBA優勝チームであり、ロスターに残るためには厳しい戦いが残されているが、もし実現すれば、日本では同チームOGの萩原美樹子さん以来2人目のWNBAプレーヤー誕生となる。
●今後の活動予定
・4月上旬 渡米
・4月19日~ トライアウト、トレーニングキャンプ
・5月1日~13日 プレシーズンゲーム
・5月17日 WNBAレギュラーシーズン開幕
●夢の実現に向けて大きな一歩を踏み出した大神雄子
小学校2年生の時、山形大バスケットボール部の監督を務める父・訓章氏のコーチ留学に伴い、家族全員でロサンジェルスに移り住んだ。大神はその時生まれて始めて生のNBAを観戦。この時からいつかはアメリカでプレーすることを夢見てきたのだった。しかし、それは単なる夢ではなかったという。
「(アメリカでプレーすることは)子どもの頃からの夢というよりも目標でした。挑戦で終わるのではなく、実際にポイントガードとしてコートに立ってチームメイトに指示を出したいですね。それがJOMOのチームメイトや私を応援してくれた人たち、さらには日本バスケットボール界への恩返ですし、私の使命だと思っています。これまで皆さんに支えられてきた分、アメリカで頑張ってきます。WNBAは個人技が高く、ボールを持ったら放さない傾向にありますが、私は日本人として他の選手ができないプレーをしたいと思っています。ポイントガードとして周りの選手をうまく使い、ボールの縫い目1つにもこだわって、他の選手がシュートを打ちやすいパスを出します」
生粋の点取り屋としてミニから高校まで活躍した大神だが、JOMO入社以来、ポイントガードに転向。7年目のシーズンが終わり、今シーズンはレギュラーシーズンを獲得するなど、日本を代表する司令塔に成長した。今後は北京オリンピック最終予選に出場する日本代表チームの活動との兼ね合いもあるが、厳しい環境であればあるほど力を発揮する大神だけに、5月のWNBAシーズン開幕には、フェニックスのコートに立っているに違いない。





