2007.07.31
U-19女子日本代表、走りきって今大会初勝利!
日本 87(22-25,20-12,27-17,18-18)72 マリ
グループCで4位となり13~16位決定戦に回った日本は、グループD4位のマリと対戦。マリのメンバーの多くは6月にロシア・モスクワで行われたU-21女子世界選手権に出場した選手たち。さらにエース#15Coulibalyは同大会でリバウンド王を獲得しており、高い身体能力は世界の舞台で証明済みのチームだ。それだけに簡単に勝てる相手ではなかったのだが、この日の日本は休息日を挟み心身ともにリフレッシュされていた。
「最下位になりたくないのはもちろんで勝つことが一番大切なのですが、そのためにもコートで楽しみたいと思って試合に入りました。入りはちょっと悪かったけど、積極的にゲームを作っていきました」

強気のゲームメイクで日本に勢いを呼び込んだ#12林
強気のゲームメイクが特徴の#12林が日本得意のアップテンポのバスケを作っていく。惜敗したカナダ戦の4Qで手ごたえを感じ、続くセルビア戦でも成功したオールコートのプレッシャーディフェンスがこの日も効果的に機能する。高さではどうしても勝てない部分を平面のバスケで相手のターンオーバーを誘い、判断のいい飛び出しでスティールを連発する日本の持ち味を生かした戦い方だ。
今日のポイントは、オールコートのディフェンスを1試合通じてやり切れたことと、3Qの出だしに見せた一気呵成の攻撃だ。日本は14連続得点をあげてさらに勢いに乗る。#11中畑のドライブに始まり、#5冨崎の2本の3P、#9福士のバスカン、そして締めは#12林の3Pだった。
マリはその後、インサイドを中心に立て直しを図るが、4Qになり明らかに動きが鈍くなっていく。日本は残り5分過ぎからきっちりパスを回して時間を有効に使い、それでいて速い攻めを忘れずに確実に点数を重ねていく。とどめは#14吉田のバスカン。日本は今大会初勝利を挙げた。
「アジア予選での戦い方をやり切れた感じだ。走れば相手が疲れる。シュートを決められればこちらは3Pを入れ返す。そんな試合展開だった。ディフェンスもチームでできるようになってきたし、マリのリバウンドには手を焼いたが、自分たちのバスケを屋って勝てたのがうれしい」
と、星澤純一ヘッドコーチは大会初勝利に表情を崩す。
「明日が最終戦。勝つのはもちろん大事ですが、最後まで楽しみたい! そして笑って終われるよう絶対に勝ちます!」
26得点・10アシストをあげた#12林が最終戦、13位決定戦への決意を語った。

初勝利の瞬間、ベンチに下がっていた主力が喜びを爆発
予選1次リーグでは40分間の中にどこかエアポケットがあり、そこを対戦チームに確実に突かれて勝利をあげれなかった日本が、この日は40分間集中したプレイを見せてくれた。チームの勢いは上がってきており、コンビネーションもアジア予選の時に戻りつつある。3Pの確率が確かに低いが、シュートチャンスを作ることもできているし、シュートチャンスを逃さず打っているのも事実。最終戦のなるアルゼンチン戦では自分たちのプレイを思い切り発揮して、有終の美を飾ってほしい。
月刊バスケットボール編集部





