2007.06.10
FIBAアジア女子選手権、優勝は韓国
第22回FIBAアジア女子選手権大会
▽決勝
韓国 79(20-18,22-15,20-17,17-23)73 中国
韓国は自国開催のオリンピック予選だったが、乗り越えなければならないアクシデントがいくつもあった。
その最も大きなものはアジア女子バスケ界のカリスマ・チョン・ジュウォンがリーグ中に負ったケガで代表に合流できなかったことだ。さらに大会前日にはその代役を担うことになっていた#4チェ・ユナまでリーグ戦に負ったケガで失うことになる。
その危機を救ったのが#9チョン・ソンミン、#10パク・ジョンウンのベテラン勢なのだが、中国との決勝戦、とどめとばかりに#10パクが中国選手のひじが当たり退場することとなったのだ。
それでも韓国は屈しなかった。若く勢いに乗る中国の猛攻をしのいだ。#10パクが退場した直後は、#12ハ・ウンジュの投入が成功し、ゴール下で連続得点を奪った。4Q、中国が最後の猛攻を仕掛けたときには、#9チョンが3連続でシュートを決め、粘る中国を振り切った。
韓国スタッフが何度も口にしたのが、昨年のドーハ・アジア大会でのメダルなしという4位という結果を『屈辱的な敗戦』という言葉。それを乗り越えるために、韓国協会は役員を一新し、さらに今大会にはベテラン勢をチームに復帰させ、韓国バスケ界のプライドを取り戻そうとしていた。
「確かに世代交代は進んでないけど、今はこのメンバーでオリンピックの出場権を獲得しなければいけないんです」
このように語ったのは韓国のアシスタントコーチを務めたイ・オクジャ(元シャンソン化粧品HC)氏。
「上級生は上級生、中堅は中堅として自分がやることをしっかりやるという部分で非常にバランスが取れているチームでした。刺激になったし、学ぶことがたくさんありました」
と、ハ・ウンジュ(元シャンソン化粧品)。ウンジュは初の韓国代表とプレイして、初めての栄冠を勝ち得たのだった。
苦しみぬいて韓国は優勝した。しかし、日本は韓国と雌雄を決する場にも立てなかった。その差はなんだったのか? 帰国してからじっくりと考えたい。

優勝を喜ぶ韓国チーム
月刊バスケットボール編集部





