2007.06.09
日本、中国に敗れて3位決定戦に
日本 62(13-16,9-15,14-28,26-15)74 中国

日本から駆けつけた応援団。おそろいのTシャツで声援を送った
重苦しいリズムはなかなか打開できなかった。
決勝進出をかけた中国と戦った日本は1Qからアップテンポの試合展開に持ち込めない。得意の3Pを打つチャンスを作ることができず、3Pを打ったのもたった3本(うちシュートインが1本)では、日本は本来のペースで試合を進めることはできない。2Qには約6分も無得点の時間を作ってしまい、次第にリードを広げられていった。
対する中国も緊張の色は隠せなかったが、次第に自分たちのリズムをつかみだす。特に#7馬がシュートチャンスを逃さず思い切りのいいシュートを打ち、中国に流れを呼び込んだ。3Qに入ると、高い打点から思い切りのいいシュートがことごとく決まり、日本を圧倒していった。
4Qに入り、23点ものビハインドを追って、日本はオールコートのディフェンスを見せる。捨て身のディフェンスとシュートで点差を縮めるものの、時すでに遅し。日本は中国に敗れ、北京オリンピックへの道は閉ざされた。

思うように3Pが打てず、決定は#6三谷と#10内海の2本ずつでは勝てない
「選手の気持はあったけど、大事にバスケをしようとしてしまい空回りし、大胆さのなかったゲームだった。体調的には問題なかったが、緊張していたのか動きが悪かった」
内海ヘッドコーチは悔しさをにじませながら試合を振り返る。
「普段と変わりなく今日の練習ができたし、会場に来るバスの中でも盛り上がっていたけど、今思えば空元気だったかもしれない……。自分がPGとしてみんなを集めて少し落ち着かせたりできれば。そう考えれば緊張していたのかもしれない」
試合後、#13大神は振り絞るように今日の試合を振り返った。
この結果、決勝戦は韓国と中国が対戦することとなり、韓国は来年の北京オリンピックの出場権を獲得した。日本は3位決定戦に回り、チャイニーズ・タイペイと対戦することとなった。また、来年行われるオリンピック最終予選にはアジアから日本とチャイニーズ・タイペイが出場権を獲得した。

試合終了、肩を落とす日本チーム
オリンピック出場を目指す戦いの中には、今日のような試合展開の場面が出てくるのは容易に想像できるはずだ。中国は日本戦のために準備を行ってきていたし、日本得意の3Pシュートをチェックしてきた。それに対して何か打開策はなかったのだろうか? 4Qに見せたオールコートのディフェンスを2Qの無得点の時間帯に繰り出すこともできただろう。司令塔の#13大神がうまく流れを作れなかったら、#12吉田の投入もあったはずだ。
終わってしまえばすべてが「たら・れば」に過ぎないことはわかっている。しかし、それだけに悪いものがすべて出てしまった今日の試合内容が残念でならない。
月刊バスケットボール編集部





