2007.02.01
バンコクでU-18女子日本代表チームが快進撃
1月29日からタイ・バンコクで開幕した第18回FIBAアジア女子ジュニア選手権において、女子日本代表チームが快進撃中だ。大会前にライバルと目されていた中国、チャイニーズ・タイペイ、韓国に3連勝して、現在、ディビジョンI予選リーグにおいて首位を走っている。
この3試合に共通しているのが、前半にリードを許しながら、すべて逆転で勝利を収めている点だ。対戦チームは、日本の#11中畑、#12林の2ガードを起点としたトランジションバスケットに手を焼き、後半に入るとパタッと足が止まる。日本はそのチャンスを逃さず、確実に相手をしとめてきた。
さらに特出すべきは日替わりのヒロインの登場だ。緒戦の中国戦では#7高橋が11ブロック、16得点の大活躍。第2戦のタイペイ戦では#5冨崎がここという場面でシュートを沈め、チームに勢いを吹き込んだ。さらに第3戦の韓国戦では#4寺田が速攻の先頭を走り14得点をあげた。
心配されたインサイド陣は#13森を中心に相手チームの高さにも慣れ、互角以上の頑張りを見せている。
そして何と言っても今の日本のバスケを引っ張っているのが#11中畑、#12林のガードコンビだ。#11中畑は3試合合計で3P17本を含む78得点の大活躍。#12林は得意のドライブで守備陣を縦に突破。さらには勝負強い3Pシュートをたたき込み、数字以上の存在感を示している。
日本はタイとシンガポールとの試合が残っているが、予選リーグ1位がほぼ決定。準決勝に向け、さらにチームコンディションを高めようとしているところだ。
「このような予選での好成績は近年記憶にない。しかし、まだまだ大会は続く。まずは準決勝に勝利して、世界選手権への出場権獲得に集中したい」
と、星澤純一ヘッドコーチは気持を引き締める。今年の7月にスロバキアで開催されるFIBA女子ジュニア世界選手権へのアジアからの出場枠は3つ。日本は優位に大会を進めているが、予選リーグと決勝トーナメントがまったく違う展開になるのがアジア選手権では当たり前のこと。それだけに油断は禁物だが、『走り勝つ』スタイルを確立した今の日本チームの勢いは、そう簡単には止みそうにない。(編集部I)

↑鋭いドライブでディフェンス網を突破する#12林





