2006.09.10
波乱の予感! 第8回Wリーグ開幕

9月3日に閉幕したFIBA世界選手権の興奮も覚めやらぬ中、男子のスーパーリーグに先んじて、9月8日、新潟市東総合スポーツセンターにおいて、第8回Wリーグが開幕した。シャンソン化粧品と日本航空という昨シーズンのファイナルと同カードで行われたこの一戦、開幕戦を制したのは日本航空だった。チームの大黒柱である薮内夏美、敏美という2選手が引退してチーム力の低下が心配された日本航空だが、就任10年目の林ヘッドコーチが築き上げたチーム・オフェンス、ディフェンスはそう簡単には崩れていなかった。日本航空は自慢のゾーンディフェスでシャンソンの攻撃をシャットアウト! 緒戦を制した。
新人ヘッドコーチ・キャプテンがうれしい初勝利!
シャンソンは主力選手という面では大きな入替はなかったが、ヘッドコーチが梅嵜氏に代わり、#45渡辺が新キャプテンに指名されるなど、新体制での開幕となった。
続く第2戦、負けられないシャンソンは序盤からエース#0永田を中心に、プレッシャーのかかったディフェンスから、気合いの入ったオフェンスを見せ、一時は20点もリードを奪い、安全圏に逃げ込んだかに思われた。しかし、新人ヘッドコーチへの試練は終わらない。日本航空・林ヘッドコーチは、ディフェンスのプレッシャーを高めてチャンスをつかみ、#8岩村がことごとく3Pシュートを決めて、追撃態勢を作る。梅嵜ヘッドコーチはディフェンスをオールコートに変えたりして、何とか流れを引き戻そうとするが、チャンスを逃さないのが百戦錬磨の林ヘッドコーチであり、その林ヘッドコーチに鍛えられた面々だ。20点もの差は3点まで縮まった。しかし、追撃もここまで。最後はシャンソンが辛くも逃げ切り今シーズン初勝利をもぎ取った。
「やっぱり簡単には勝たせてくれない。2連敗するのと1勝1敗では大違い」
梅嵜ヘッドコーチは胸をなで下ろした。
新キャプテンの渡辺も初勝利にも喜んでばかりはいられなかった。
「選手でミーティングをして、気持を切り替えようと話をしました。それが序盤、いい形に出ましたが、後半は自分たちのバスケができず……。この勝利を来週に何とかつなげたい」
と、こちらも胸をなで下ろす。
その他の対戦でも、逆転勝ちの連続と、今シーズンのWリーグは早くも混戦模様の様相を呈している。12月のアジア大会までに第3クールが終了するだけに、この3か月間は目が離せなくなった。
●9月8日・9日@新潟市東総合SC
日本航空98-67シャンソン化粧品
シャンソン化粧品86-81日本航空
●Wリーグ、その他の結果
富士通89ー74アイシンAW
JOMO62-55トヨタ自動車
デンソー84-71日立ハイテク
●WIリーグ
三菱電機105-64東京海上日動
荏原65-57甲府





