2006.09.03

アメリカ銅メダル

フランス 64 トルコ 56
 ディフェンス力で上回るフランスが、ロースコアの試合を制し、5位となった。1Qでトルコを7点に抑え込むと、2Q4分19秒に31対11と完全に試合をコントロールする。15点ビハインドで迎えた後半、トルコはエンギン・アトスルの3Pシュートとランニングショットなどで反撃開始。2分57秒にアストルが3Qで2本目の3Pシュートを決めると、38対43と逆転の可能性が出てくる状況となった。
 中盤までまったく点の入らない展開になった4Q、4点差とされたフランスは、ジョセフ・コミのフリースローで引き離すと、3分43秒にミカエル・ジャラベルのダンクで60対51。終盤でフローラン・ピートラスが着実にフリースローを決めたことで、フランスが8点差で逃げ切った。トニー・パーカー抜きのチームで戦ったことを振り返って、キャプテンのボリス・ディアウは「満足している。目標はベスト8に入ることだったけど、5位になったからね」と語る。来年のオリンピック予選に向けて、この世界選手権がプラス材料と実感したのはまちがいない。


アメリカ 96 アルゼンチン 81
 ドウェイン・ウェイドが4Qでの18点を含む32点と大爆発によって、アメリカはアルゼンチンを撃破。アテネでの雪辱を果たすとともに、銅メダルを獲得した。前半アルゼンチンのペースで進み、1Q5分半で17対9とするなど、常にリードする展開だった。しかし、この試合でのアメリカは非常にアグレッシブなオフェンスを展開し、2Q2分58秒にカーメロ・アンソニーが3Pプレイとなるレイアップ、2分24秒にウェイド、1分26秒にアンソニーが立て続けに3Pシュートを成功。アンソニーは残り4秒にも3Pシュートを決め、アメリカはハーフタイムで50対49と逆転に成功する。
 アルゼンチンは3Q、前半で3ファウルとなったマヌ・ジノビリを温存し、13点と好調だったカルロス・デルフィノを起用。しかし、デルフィノとともに前半の得点源となっていたルイス・スコラが、7分37秒で4ファウル。得点源2人をファウルトラブル欠くアルゼンチンは、オフェンスがなかなか機能せず、3分33秒にレブロン・ジェームスの3Pプレイとなるレイアップで、10点のリードを許した。ファウルトラブルで防戦一方となったアルゼンチンは、4Qになると正にガス欠状態。ウェイドのドライブを止める術がなく、最後の5分間は10点差以内に詰めることもできなかった。
 ジェームスは試合後、「満足していないけど、みんなが投げやりな試合にしなかったことにはハッピーだ」とコメント。悔しい敗北から一晩で気持を切り替え、オリンピック王者相手に快勝したチームに誇りを感じていた。


Posted by HOOP at 00:52  2006世界選手権