2006.09.01

順位決定戦レポート

トルコ 95 リトアニア 84(延長)
 トルコは土壇場で奇跡的な粘りを見せて追いつき、延長でリトアニアを振り切った。1Qで9点リードされたリトアニアは、2Qになってディフェンスがステップアップ。10分間でトルコに4点しか与えず、オフェンスでは最後の4分9秒間で10連続得点を記録し逆転。27対23で迎えた3Qには、フルコートでのプレス・ディフェンスからトルコのミスを誘い、6分24秒で8点リード。4Qでも主導権を維持し、残り3分12秒で65対53とリードを広げていた。
ところが、ここから怒涛の反撃を見せ、残り46秒で3点差まで詰める。27秒でダリウス・ソンガイラのレイアップで5点差とされるが、4点差で迎えた残り13秒、エンデル・アースランがフリースローをミスするも、みずからオフェンス・リバウンドを奪うと、右コーナーから体勢を崩しながらも3Pシュート。これが見事に決まり、75対75の同点に追いつく。リトアニアが6・8秒にミスパスでターンオーバーを犯したことで、トルコが逆転勝ちのチャンスをつかむも、エルマル・クルトルーのレイアップがリムを弾き、試合は延長に突入した。
 土壇場で追いついたトルコの勢いは延長で拍車がかかり、クルトルーのフックショットと3Pシュートでいきなり80対75とリードを奪う。その後1点差とされるも、エルサン・イルヤソバのレイアップ、クルトルーの3Pプレイとなるダンクで再び5点差にすると、リトアニアは完全に集中が切れて勝負あり。クルトルーが24点、延長に持ち込む3Pシュートを決めたアースランも18点を記録したトルコが、5、6位決定戦進出を決めた。

フランス 75 ドイツ 73
 前半での2ケタ得点差を逆転されながら、土壇場で再逆転したフランスが、ドイツに競り勝った。ダーク・ノビツキーが1Qで2ファウルとなったドイツに対し、フランスは2Qになって主導権を握る。バックアップのトニー・トゥリアフがオフェンス・リバウンドからダンク、ジョセフ・ゴミが3Pシュートを決める活躍によって、2分21秒で36対22とリードする。しかし、ドイツがここから3連続レイアップで反撃し、前半終了間際にスベン・シュルツェが3Pシュートを決めたことで、ハーフタイムまでに7点差まで詰める。
 後半になると、アメリカ戦で調子に乗れなかったノビツキーが爆発。ポストアップからの得点でリズムをつかむと、3Pシュートも決まり出す。3Q3分にジャンプシュートを決めると、ドイツは50対50の同点に追いつく。1分22秒には、シュルツェのジャンプシュートで逆転に成功すると、ドイツは4Qの大半を僅差ながらもリードも維持していた。しかし、フランスは2分58秒にローラン・フォアレスのフリースローで逆転すると、その直後にノビツキーのシュートで71対70と再逆転。残り1分3秒にアデモラ・オカラジャのフリースローで3点差とした時点で、ドイツは勝利に大きく前進したかに思われた。
 しかし、残り28秒で決まれば5点差となるシュートをノビツキーがミスすると、フランスは4秒後、ゴミが右ウイングから3Pシュートで同点。タイムアウト後、インバウンドパスを受けたオカラジャからゴミがスティールすると、ボリス・ディアウが残り12秒でファウルをもらい、逆転のチャンスを手にする。ディアウはフリースローを2本ともミスするが、ドイツのデモン・グリーンが速攻を仕掛けた際にまさかのパスミス。スティールしたディアウがドライブをすると、ゴール下でノーマークとなっていたミカエル・ジャラベルにパス。ジャラベルはノビツキーのブロックをかわしてシュートを決め、75対73。土壇場で驚異的な粘りを見せたフランスが、2点差でドイツを振り切った。


Posted by HOOP at 14:03  2006世界選手権