2006.08.29
準々決勝初日
スペイン 89 リトアニア 67
前半中盤で2ケタのリードを奪ったスペインが、リトアニアに快勝した。スペインはホアン・カルロス・ナバーロ、カルロス・ヒメネスの連続3Pシュートと快調なスタートを切る。「相手にリズムをつかませないようにした」とホセ・カルデロンが語ったように、トラップから2-3ゾーンというディフェンスに対し、リトアニアにいい形でオフェンスをさせない。その結果、開始から5分で17対7、2Q序盤には32対11と完全に主導権を握った。リトアニアはここから、マンタス・カルニエティスとクシストフ・ラドリノビッチの連続3Pシュートなど、10連続得点を記録。しかし、反撃らしい反撃はここまで。4分37秒にパウ・ガソルが3Pプレイとなるダンクを決めると、流れは再びスペインへと戻り、前半を17点リードで終える。
3Q開始早々にも、ナバーロのレイアップからスペインは10連続得点で57対30。この時点で勝負は完全に決まり、リトアニアは終盤で点差を10点台にするのがやっとだった。ガソルが25点、9リバウンド、ナバーロが22点と、オフェンスの核となるべきプレイヤーが期待どおり活躍。一方のリトアニアは、SGのアルビダス・マシアスカスが無得点と散々。17点のカルニエティス、15点のリナス・クレイザという若手の活躍だけでは、メダル候補のスペイン相手になす術がなかった。
アルゼンチン 83 トルコ 58
1Qでアンドレス・ノシオニ、2Qでカルロス・デルフィノの活躍が要因となって、アルゼンチンがトルコを圧倒した。ニュージーランド戦で2点と精彩を欠いたノシオニは、試合開始直後に3Pシュートを決めると、持ち前のアグレッシブなプレイで得点を重ねる。1Q中盤まで試合は拮抗していたが、4分9秒に決めた3Pプレイがきっかけで、アルゼンチンが勢いに乗る。ノシオニは1Qだけで10点を決めると、2Qになってデルフィノがトルコにダメージを与える。7分37秒にジャンプシュートを決めると、6分3秒にゴール正面から3P。さらに、インバウンドパスを相手ディフェンダーの背中に当てると、その跳ね返ったボールをそのままレイアップ。デルフィノが「これまで数回決めたことがあるかな」と言うトリックプレイを決めると、2分36秒には、スティールから豪快なダンクを叩き込む。前半終了時でアルゼンチンは20点のリードを奪っていた。
3Qになっても、アルゼンチンは手を抜かず、中盤にマヌ・ジノビリとノシオニが連続で3Pシュートを決めるなど、点差は最大で42まで広がっていた。ジノビリの得点がわずか7ながらも、4人が2ケタ得点というバランスの取れたオフェンスを展開したアルゼンチンが快勝。しかし、次の相手は今大会無敗の強豪スペインということもあり、ジノビリは「ほぼ完璧な試合をしないといけない」と、厳しい戦いに向けて気を引き締めていた。





