2006.08.28

決勝トーナメント1回戦(8/27:ゲーム3&4)

フランス 68 アンゴラ 62
 タフなディフェンスでロースコアに持ち込むことに成功したフランスが、アンゴラの猛攻をかわして逃げ切った。フランスは試合開始早々から、フローラン・ピートラスのダンクやミカエル・ジャラベルのレイアップなどで着実に得点を重ね、3分49秒で13対2とリードを奪う。アンゴラはペネトレイトから3Pシュートという得意のパターンが機能せず、1Qでの得点がわずか6。センターのホアキン・ゴメスが「こんなことこれまでなかった」と語ったように、アンゴラはシュートがことごとくリムを弾き、2Qで少し盛り返したものの、成功率がわずか30%。24対34という劣勢で、前半を終わることとなった。
 アンゴラはグループ戦を通じて、一度もゾーンディフェンスを使わなかったが、12点ビハインドで迎えた3Q4分12秒、ついに2-3を敢行。一時15点差とされたが、4Q中盤にゴメスがポストプレイから2本連続でレイアップを入れるなど反撃。6点差とされたフランスは、ジャラベルの3PシュートとF・ピートラスのダンクで11点差とするも、ゾーンで苦戦するフランスは、ここから4分以上得点できない。残り1分8秒にエドゥアルド・ミンガスの3Pプレイ、ゴメスのフリースローで57対60と、1回のオフェンスで追いつく局面を迎えるも、残り36秒でカルロス・アルメイダが痛恨のファウル。フランスのPGアイメリック・ジャノーは、フリースローを2本とも成功。その後のファウルゲームでも着実にフリースローを決めたフランスが、アンゴラを6点差で振り切った。

ギリシャ 95 中国 64
 2Q以降、ディフェンスで中国を圧倒したギリシャが、大勝でベスト8進出を果たした。中国は試合開始早々、ワン・シーペンとサン・ユーの連続レイアップなど、いきなり12対2と試合の主導権を握る。ギリシャは5分41秒にラザロス・パパドポウロスがフックショットを決めるまで、シュートがまったく入らないなど、1Qでまったくリズムをつかめなかった。
「ちょっと緊張していたね」
 シックススマンのセオドロス・パパルーカスがこう語った1Qが終わると、ギリシャは完全に目覚め、フルコートで中国のガード陣にプレッシャーをかけ始める。その結果、ターンオーバーを誘発させることに成功し、7分23秒にパパルーカスがドライブからレイアップを決めたのをきっかけに、17-3という猛チャージで34対27と逆転に成功。3Qになると、トラップ・ディフェンスはさらに中国のガード陣を苦しめ、大黒柱のヤオ・ミンにボールがまったく入らない状況に陥る。その結果、3Qでの中国はわずか4点しか奪えず、ヤオもわずか10点に終わる。4Q開始時には67対42として勝利を決定づけたギリシャは、4Qでもまったく手を抜かず、31点差で中国に大勝。1Q途中から登場し、中国の流れを断ち切るプレイをしたシックススマンのパパルーカスは、試合最高の19点を記録した。


Posted by HOOP at 00:09  2006世界選手権