2006.08.27
決勝トーナメント1回戦(8/27:ゲーム1&2)
ドイツ 78 ナイジェリア 77
土壇場でナイジェリアの猛反撃をしのいだドイツが、前回大会に続いての準々決勝進出を果たした。アンゴラ戦で47点を記録したダーク・ノビツキーに対し、ナイジェリアはタイミングのいいヘルプディフェンスを見せ、いいタイミングでシュートを打たせない。それでも、アデモラ・オカラジャらが3Pシュートを決めるなど、ノビツキーはプレイメーカーとしてオフェンスの核となる。その結果、試合は僅差で展開されるも、ドイツがリードする展開が前半は続いた。
ノビツキーのジャンプシュートで、ドイツは3Q序盤で52対44とした時点で、このまま主導権を握ると思われた。しかし、この試合22点と大活躍のエケネ・イベクウェの連続ジャンプシュートなどで反撃。ノビツキーがベンチに下がった57秒間で、ナイジェリアは5連続得点を記録し、1分28秒に58対58の同点に追いつく。ドイツはタイムアウトを取り、再びノビツキーをコートに戻すと、立て続けにファウルを2度奪い、フリースロー4本を決めてドイツに再びリードをもたらす。
4Q中盤には、オカラジャがスピンムーブから3Pプレイとなるレイアップ、さらに左コーナーから3Pシュートを立て続けに決めて73対64。この試合最大の得点差をつけたことで、ドイツが一気に突き放すかと思われた。ところが、ここから積極性に欠けるプレイを連発するドイツに対し、ナイジェリアはイベクウェがブロックやダンクを叩き込むなど、攻防両面で大活躍。1分6秒にチェンバレン・オグチのフリースローが決まった時、スコアは76対78まで詰まった。
さらに、残り35秒でトゥンジ・アウォジョビがファウルを奪い、フリースローの機会を手にするが、2本目を痛恨のミス。その後、ドイツが24秒バイオレーションを犯したことで、ナイジェリアは再びチャンスを手にするも、イメ・ウドカのドライブからのレイアップは、23点のノビツキーがディフェンスで好プレイを見せたことで外れ、そのままゲームオーバー。ウドカは「視界はよかったけど、フィニッシュすることができなかった。我々はベスト8に入るべきだった」と、惜敗をすごく悔しがっていた。
アメリカ 113 オーストラリア 73
ディフェンスの奮闘で、オーストラリアに2Qを6点に抑え込んだアメリカが、順当にベスト8進出を果たした。1Qのオーストラリアは、センターのアンドリュー・ボーガットを拠点にしたオフェンスから、高確率でシュートを成功。3分50秒にブラッド・ニューリーの3Pシュートで、18対17とリードを奪っていた。しかし、ボーガットがファウルトラブルに陥ると、オーストラリアはオフェンスのリズムを完全に失う。2Q開始からの7分50秒間で1点しか奪えず、アメリカはその間ジョー・ジョンソンの連続ジャンプシュートなどで19点を稼ぎ、あっという間に23点差。ハーフタイムを迎えたときには、30点のリードを奪っていた。
後半になってもアメリカは手を緩めることなく、終わってみれば40点差の快勝。この大会で得点源となっているカーメロ・アンソニーは、オーストラリア戦でもチーム最高の20点をマーク。ディフェンスが持ち味のシェーン・バティエーも、3Pシュート4本を含む15点とオフェンス面ですばらしい活躍を見せた。ボーガットはファウルトラブルにあいながらも20点、21歳の若手ガードのブラッド・ニューリーが15点と奮闘するも、これだけではあまりにも不十分だった。





