2006.08.26
決勝トーナメント1回戦(8/26:ゲーム1&2)
アルゼンチン 79 ニュージーランド 62
マヌ・ジノビリが25点という活躍が決め手となり、アルゼンチンが順当にベスト8進出。1Q中盤で15対6と主導権を握ったアルゼンチンは、2Q残り3分47秒にカーク・ペニーにレイアップを許して3点差とされた以外、危なげなかった
3Q序盤、ジノビリがレイアップとダンクを立て続けに決めたアルゼンチンは、残り5分を切ったところでオベルトのティップインで51対35。12-2の猛攻によって、アルゼンチンは完全に主導権を握った。ニュージーランドはマンツーマンとゾーンを使い分けてアルゼンチンを封じようとしたがうまくいかず、4Qにトラップを使い始めるまで、反撃はほとんどなかった。クレイグ・ブラッドショーとペロ・キャメロンの3Pシュートで、残り4分36秒に67対58まで差を詰めたのが、唯一の反撃と言えるものだった。
しかし、この直後にジノビリがチーム初となる3Pシュートを決めて70対58。2分51秒には、カットインから3Pプレイとなるレイアップを決めると、この試合インサイドで着実に得点したファブリシオ・オベルト(23点)のレイアップ2本でダメ押し。「今日が悪いゲームだったことをハッピーに思うべきだろうね。3Pシュートが必要なかったし……。次のゲームではもっとよくなるだろう」とは、試合後のジノビリ。3Pシュートが18本中1本成功、アンドレス・ノシオニが2点という不調ながらも、17点差での勝利というのは、アルゼンチンの強さを改めて証明するものだった。
リトアニア 71 イタリア 68
試合開始から土壇場まで続いた接戦は、リトアニアがモノにし、準々決勝進出を決めた。一進一退の攻防にピリオドを打ち、先の主導権を握ったのが、4Q中盤のリトアニア。昨シーズンだけホーネッツに所属していたガード、アルビダス・マシャウスカスが6分53秒と6分と立て続けに3Pシュートを決めると、5分3秒にドライブからレイアップを決めて62対56。さらに、ダルイス・ラブリノビッチの3Pプレイとなるダンク、ロベルト・ヤフトカスのフリースローによって、この試合初めて点差を2ケタとした。
しかし、イタリアはここから猛反撃を開始。2分52秒にマルコ・モルデンテがバスケットカウントとなる3Pシュートを決めると、2分46秒にはマルコ・ベリネリのスティールから、ファビオ・ディ・ベラのレイアップによって、あっという間に62対66。2分26秒にダリウス・ソンガイラのフリースローで6点差をされた直後には、ベリネリがクロスオーバー・ドリブルから3Pシュートを決めると、55秒にもジャンプシュートを入れ、67対69まで差を詰める。さらに残り7・8秒にはドライブからファウルをもらうが、ここで1本目のフリースローをミスしたため、同点に追いつくチャンスを逃す。
リトアニアはリナス・クレイザとソンガイラがフリースローを2本ずつミスするも、D・ラブリノビッチのティップインを決め、2・9秒で3点差。勝負が決まったかに思われた。タイムアウト後、リトアニアは3Pシュートを恐れ、残り2・1秒でベリネリにファウル。フリースローを2本ともミスしてゲームオーバーかと思われたが、イタリアはオフェンス・リバウンドを奪うと、マシャウスカスが残り0・6秒でジャンルカ・バシレの3Pシュートに対してまさかのファウル。フリースローがすべて決まれば、延長という局面となったが、バシレは3本ともミスして万事休す。両チーム合わせて9本連続フリースロー失敗というまったく想像できない結末で、リトアニアが勝利を手にした。





