2006.08.24
広島大会5日目。第4戦。
ファイナルラウンド進出をかけて戦った第4戦。相手は前回大会4位のニュージーランド。前半はこれ以上ないという素晴らしい試合を見せた日本。しかし、ラストに信じられない幕切れが待っていた…。
立ち上がり日本は竹内(公)のハイポストからのジャンプショットで先鞭をつけると、折茂、網野、五十嵐と立て続けにシュートが決まり、日本のペースとなる。その後も日本は、ニュージーランドの多彩なゾーン・ディフェンスをうまくかわして、折茂、網野の得点で徐々に引き離していき、1Qの最後は桜井のブザービーターで26-13のダブルスコア。またその間、古田が相手のオフェンス・ファウルを誘うなど、インサイドでの体を張ったディフェンスやリバウンドを死守し、4分間ニュージーランドを無得点に抑える固いディフェンスを披露。
2Qも日本ペースは変わらない。日本はニュージーランドのゾーン、マンツーマンのチェンジング・ディフェンスに動じることなく、竹内(譲)らが落ち着いてシュートを沈め、守っては残り6分間でニュージーランドに与えた得点はフリースローの3点のみ。38-20で前半を終えた。
ところが18点の大量リードで迎えた3Q、日本は守りに入ってしまったのか、開始1分に川村の3Pシュートが決まってから残り3分に折茂が3Pシュートを決めるまで、なんと6分間も得点がストップする。その上、3Qの最後に網野が相手選手との接触プレイで左の目尻を切るアクシデントまで起こった。それでもこの時点で得点は48-36と日本の12点リード。
そして悪夢の4Q。古田からのバウンズパスで折茂がゴール下に切れ込み先制するものの、ニュージーランドはブラッドショーの3Pシュートで反撃ののろしを上げると、3Pシューターのキャメロンの3連続3Pシュートで52-48と一気にその差が縮まる。残り5分、日本はタイムアウトを取り気合いを入れ直すが、ニュージーランドにファウルで得たフリースローを確実に決められ、さらにペニーのドライブイン、キャメロンの3Pシュートで残り1分24秒には57-57の同点となってしまう。 残り31秒、ペニーの3Pシュートが再び日本のゴールを襲い、57-60と逆転を食らう。結局この得点が決勝点となり、日本は悔やんでも悔やみきれない痛恨の敗戦となった。
「今日の試合のためにミーティングをし、ヘッドコーチから情報を与えられて前半はうまく戦えたが、後半はああいう形になってしまった。一人一人の無責任なプレイもあり、人任せになったところも何度もあって、今日は一人一人選手の責任だと思います。悔しいというか、残念です」と折茂は悔しさをにじませて話した。
「言葉にできないくらいがっかりしている。しかし負けたのは私の責任で、それから逃げるつもりはない」とパブリセヴィッチ・ヘッドコーチも言葉少なだった。
開きかけた夢の扉を自らの手で閉じる結果となってしまった日本。しかしまだすべてが終わったわけではない。
最終日のパナマvsニュージーランド戦の結果いかんで日本のファイナルラウンド進出の可能性も残されている。ただし、この試合でパナマが勝つという絶対条件付きではあるが。
とにかくスペイン戦が最後の試合にならないことを祈るばかりだ。
後半の日本の戦い方にいまいち納得がいかなかった(友)





