2006.08.22
広島大会3日目。日本初勝利!
★日本78-61パナマ
広島大会3日目、日本がやってくれた。前日のアンゴラ戦の敗戦で崖っぷちに立った日本だったが、見事立ち直ってパナマを撃破! 特に2Qの日本はすごかった。このクォーターから入った桜井が14-22の悪い流れを断ち切るアグレッシブなプレイで日本に流れを引き寄せた。
桜井がスティールからの速攻で得点すると、五十嵐からのアシストを桜井がジャンプショットで連続得点。竹内(公)もこぼれ玉を押し込み、1Qの8点差のビハインドを20-22まで詰めると、ディフェンスでもリズムをつかんだ日本はキャプテンの古田が体を張ったディフェンスで、インサイドでパナマの1対1を許さない。折茂もパナマの得点源を抑える必死のディフェンスでチームを鼓舞する。攻めては竹内(譲)の3Pシュート、桜井のダンクシュートも飛び出し、2Qの残り2分には川村の3Pシュートで31-28とついに逆転。最後は竹内(譲)が、ブザービーターの3Pシュートを沈めて36-33として前半を終了。
そして後半、日本は折茂の連続シュートで開始3分には43-33と一気に流れをつかむ。 何とか反撃の糸口をつかみたいパナマがゾーン・ディフェンスにしても日本はすかさず折茂が連続3Pシュート、五十嵐も3Pシュートを沈めて完全にゲームを支配。ディフェンスでも手をゆるめない日本は、終盤スティールからのブレイクがおもしろいように出て、終わってみれば79-61と快勝。負けられない一戦に終止符を打った。
「桜井と竹内(譲)の2人が流れを変えた。古田もライオンのようにインサイドで戦ったし、折茂、川村が相手をよく相手を抑えた。それが勝利のカギだった」と、パブリセヴィッチ・ヘッドコーチは笑顔を見せた。
「日本らしいディフェンスができたから勝てた。しかし反省点も多かった。もっとリバウンドを頑張ればもっといいゲームができた。次は大勝負。チーム一丸となって勝ちたい!」と古田は勝って兜の緒を締めた。
★スペイン92-71ドイツ
Bグループの頂上決戦は、ヨーロッパ選手権のセミファイナルで激突したスペインとドイツとの戦いだった。ヨーロッパ選手権では、ドイツがスペインを劇的な勝利で破っていただけにどんな戦いとなるか注目された。
開始3分半でスペインのガソルが2つ目のファウルでベンチに下がりピンチかと思われたが、ナバーロ、カルデロン、ガルバホサらガソルの脇を固める選手たちが活躍。動いてオープンスペースを作り、確率の高シュートでドイツを苦しめた。 それに加えてディフェンスでもドイツのノビツキーをガルバホサが徹底マークするなど、スペインのディフェンスが機能して、途中52-50と1点差まで詰め寄られたが、追いすがるドイツを突き放した。
敗れたドイツのパウアーマン・ヘッドコーチは「途中1点差までいったあと流れをつかみたかったが、逆にスペインに流れをもってかれた。しかしこの敗戦は大きく左右しない」と、あくまでもファイナルラウンドが勝負と見ていた。
★アンゴラ95-73ニュージーランド
試合開始からアンゴラが終始リードを奪い、ミンガス27得点、ゴメス20得点と得点すべき選手が得点しニュージーランドに快勝。ファイナルラウンド進出を手中に収めた。
「努力してここまでやってきた。3勝目をあげられてうれしい。次に進んでもみんなの気持を引き締めて強い気持で戦いたい」とアンゴラのカルバーリョ・ヘッドコーチは気を引き締め直していた。
それにしても今日の日本は強かった。特に流れを変えた桜井はパブリセヴィッチ・ヘッドコーチから「ファンタジスタ」と評されている秘めた力を持つ。誰もが予想できないプレイに注目してほしい。
そしてパナマ戦で不調を脱した竹内譲次。ダンクシュートで会場を沸かせたが、次のニュージーランド戦でも活躍してくれるだろう。
この4年間見てきた日本の試合の中でもベストゲームの1つだった。
ちなみにこの日は、古田の入籍記念日。インサイドでの闘いで傷だらけの体は痛々しかったが、「勝ってよかった」と話した笑顔は最高だった。
感動した男子日本代表担当の(友)。選手たちのエピソードは世界選手権速報号で!





