2006.08.21

ベネズエラを救った38歳の大ベテラン

 レバノンにまさかの敗北を喫したベネズエラは、ナイジェリア戦が世界選手権での生き残りを賭けた試合。そんなチームを救ったのは、今大会最年長の38歳のガード、ビクトル・ディアスだった。レバノン戦と見違えるような気合十分のディフェンスで主導権を握ったベネズエラは、3Q3分33秒で21点のリードを奪う。ところが、ナイジェリアのフルコート・トラップを仕掛けられると、オフェンスは一気にリズムを崩し、4Q残り4分弱で5点差まで詰められる。その直後の3分34秒、ディアスはこの試合5本目の3Pシュートを決めると、残り20秒でダメ押しとなる6本目を成功。ベネズエラは7点差でナイジェリアに勝ったことで、グループ突破への望みをつないだのである。
「ビクトルは最も経験豊富なプレイヤーであり、きょうは大事なところでシュートを決めてくれた」とは、ヘッドコーチのネストル・サラザール。元ロケッツのガード、オスカー・トーレスも「すごく頼りになる」と、24点を記録したディアスの存在がチームに不可欠であることを強調していた。
 昨日勝ったナイジェリアとレバノンが負け、ベネズエラとフランスが初勝利。セルビア&モンテネグロが2敗ということで、グループAのベスト16進出争いが混沌としてきた。実力的にはフランスが2位となりそうだが、3位以下はどの順位になってもおかしくない状況であり、レバノンとナイジェリアがともにベスト16進出という可能性も出てきた。ただし、アルゼンチンはワンランク上のレベルにあり、1位でのグループ突破は確実。マヌ・ジノビリアンドレス・ノシオニを軸に、仙台の観客たちが何度も「オーッ」と言わせるくらい、この2日間抜群のコンビプレイを連発している。

T. Aoki@Sendai


Posted by HOOP at 00:22  2006世界選手権