2006.08.19

パーカー欠場&仙台は波乱の幕開け

トニー・パーカーが、世界選手権前最後の試合となったブラジル戦で、右手人差し指を骨折。パーカーはプレイすることを望んでいたが、スパーズが状態の悪化を恐れていることを理解し、不本意ながらも欠場を決めたのである。「すごく残念だけど、仕方がない」と言うパーカーは、20日にサンアントニオに向けて日本を旅立ち、到着後スパーズのチームドクターによる検査を受けるという。実は父のトニー・シニアも来日しており、「彼が世界の舞台で戦う姿を見られないのは、父として残念だよ」とコメントしていた。ちなみに、トニー・シニアはフランス代表をサポートするため、日本滞在を続けるという。

仙台での初日は、波乱の幕開け。アメリカ大陸予選で3位だったベネズエラが、レバノンに逆転負け。2連覇中といえ、世代交代によって若手ばかりで構成されたセルビア・モンテネグロは、ナイジェリアに競り負けたのである。レバノンはアジア№1スコアラーの呼び声高いファディ・エルハティブが、3Qで16点を含む35点の大爆発。ベネズエラエルハティブに対応できず、4Q中盤にベテランのビクトル・ディアスオスカー・トレースがベンチに下がっている間に、逆転されたのが致命傷となった。26点を記録したセンターのジョー・ボーゲルは、「レバノンの人たちにとっていいニュースになった」と、勝利をすごく喜んでいた。セルビア・モンテネグロのほうは、オフェンスでつまらないミスが多く、フロントラインの核となるべきダーコ・ミリチッチが11本中2本しかシュートを決められないという不調。唯一国際経験豊富なイゴール・ラコチェビッチが20点と奮闘するも、4Qでナイジェリアが肝心なところでシュートを決め続けたことによって、まさかの敗戦。世代交代による経験不足が、世界選手権の初戦で露呈する結果となった。

T. Aoki


Posted by HOOP at 23:36  2006世界選手権