2006.08.21

広島大会1日目、2日目

【8月19日】

★日本70-80ドイツ

 ついに開幕した世界選手権。地元開催の出場とはいえ日本にとって1998年のギリシャ大会以来の世界の舞台だ。日本の初戦はヨーロッパ大陸2位のドイツ。ダーク・ノビツキー率いるドイツは優勝候補の一角でもある。

 この日の日本のスターターは五十嵐、折茂、網野、竹内(公)、古田。最初の得点を奪ったのは日本。五十嵐がドライブのファウルでもらったフリースローを確実に2本沈め、続けてジャンプショットで日本に勢いを呼び込むと、網野も3Pシュートで追随する。一方ドイツは、ノビツキーが爆発。ドライブから3Pシュートまで幅広いエリアで得点の山を積み上げていく。1Qこだけで15得点あげてエースの存在を示し、34‐20とドイツが大量リードで1Qが終了。
 
 2Qに入ると日本は桜井、山田のバスカン、柏木の速攻、それに加えて五十嵐-柏木のツーガードで変化をつけて反撃。守ってはドイツを3分間ノーゴールに抑え、18点差あったスコアを37-50と詰めて前半を終える。

 後半に入ると開始4分半、再び42-61と19点差をつけられた日本はタイムアウトをとって気合いを入れ直すと、竹内(公)がゴール下のシュートを決め、網野の速攻、折茂の3Pシュートと怒濤の攻撃。残り31秒には竹内(公)のドライブからのダンクシュートで56-64と射程距離にとらえる。しかし、4Qは柏木、折茂の連続得点で互角の勝負をしたものの、70-81で惜しくも敗れた。結果は敗戦だったが、日本は全員が出場、内容的にも気合いのこもった自分たちらしさが随所に出て、いい入り方ができた。

「世界でもトップチームのドイツに対して、日本は最後までいい戦いができた」と、パブリセヴィッチ・ヘッドコーチは選手たちをたたえた。折茂も「集中力が切れる場面は何度かあったが、チームとしてその時間も短くなった。次のアンゴラ戦ではもっといいパフォーマンスをみせたい」と健闘を誓った。

★アンゴラ83-70パナマ

 ファィナルラウンドに進むためにはどちらも負けられない一戦だったが、身体能力の高いアフリカ大陸1位のアンゴラが勝利。まずは1勝目をあげた。

★スペイン86-70ニュージーランド

 ニュージーランドは大会直前に主力のマーク・ディッケルが薬物検査で陽性反応が出て3試合出場停止の処分がくだされたため、ナーバナスな戦いを余儀された。対するヨーロッパの雄・スペインはNBAのスタープレイヤーのバウ・ガソルだけでなく、ナバーロ、ヒメネス、カルバホサらが内外角からバランスよく攻めてニュージーランドを圧倒。ニュージーランドも途中、ゾーン・ディフェンスなどで追いすがるものの、逆転までには至らなかった。

「1試合こ目としては期待どおりの戦いができた。でも、もっといいプレイができるよ」とガソルは余裕のコメント。

【8月20日】

★日本62-87アンゴラ

 ファイナルラウンドに進むためには絶対に負けられないアンゴラとの一戦を迎えた日本。この日も日本は折茂の3Pシュートで先制すると網野が左手のフックショットで小技を見せる。さらに2ファウルの五十嵐と交代して入った柏木がバスカンで勢いをつけて、21-16で1Qを終え、幸先のよいスタートを切った。

 ところが、2Qに入るとディフェンスのプッシャーを強めたアンゴラに対して、日本は攻め手に欠け、21-24と一気に逆転を許してしまう。その後も網野のゴール下のシュート、竹内(公)のダンクシュートなど単発シュートに頼るオフェンスだけでなく、リバウンドや持ち味のディフェンスも機能せず、点差は開くばかり。終わってみれば、前日、アンゴラ戦のキーポイントにあげていたリバウンドでアンゴラに倍近くのリバウンドを奪われて、日本はなすすべなく敗れた。

「アンゴラが徐々にリズムをあげていき、日本は徐々に崩れていった」とパブリセヴィッチ・ヘッドコーチは完敗といった表情だった。また奮闘した竹内(公)も「ドイツ戦ではリバウンドのポジション取りで頑張れたが、今日のアンゴラは手も長く、身体能力もあり、パワーで押されてしまった」と悔しさをにじませた。
 
 勝たなければいけないアンゴラに敗れた日本。次のパナマ戦にすべてをかける!

★ドイツ80-56ニュージーランド

 
 地力に勝るドイツはノビツキーがシュートではなく、味方を生かすパス役に徹するなどで前半からニュージーランドをまったく寄せ付けない。後半、ニュージーランドはテンポを速めてドイツに対抗するが、ドイツの固いディフェンスの前に敗れ去った。「前半、ドイツのディフェンスを崩せずうちの攻撃力を失ったことが敗因」とニュージーランドのボールドウィン・ヘッドコーチ。

★スペイン101-57パナマ

 広島会場で初の100点ゲームとなったこの一戦。スペインは1Qはガソルがインサイドで得点すると、カルバホサが外角からシュートとエース2人が大活躍。前半の終わりには、ガソルのブザービーターのリバウンドからのダンクシュートで観客を魅了する。後半に入ってもスペインの勢いは止まらず、終わってみれば101点の快勝だった。

いよいよファイナルラウンド進出に向けてサバイバル戦が始まった。

アップが遅くなりお詫びの気持がいっぱいの(友)


Posted by GEKKAN at 14:58  2006世界選手権