2010.08.14

スタンコビッチカップ→アジア選手権→世界への道【1】

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▲2009年のアジア選手権の結果、イラン、中国、ヨルダンが世界選手権出場を決めた。
4位レバノンはワイルドカードにて出場


 現在、レバノンで開催されている「スタンコビッチカップ」と2年に一度開催される「アジア選手権」、さらに日本が目指す「世界選手権」や「オリンピック」は出場枠をかけてつながっている。すべての大会はスタンコビッチカップから始まる。

 スタンコビッチカップとアジア選手権の関連性をまとめてみます。

 スタンコビッチカップは2004年に新設されたFIBAアジアの大会。FIBA前事務総長・スタンコビッチ氏がかねてからアジアの低迷を指摘していたことから「アジアの各サブゾーンのレベルアップを図り、FIBAアジア選手権の予選とする」(FIBAアジア)と位置づけて大会が創設された。大会名はスタンコビッチ氏の名前を冠とした。

 アジア選手権の出場枠(16)とスタンコビッチカップの出場枠(10)は以下の通り。

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【アジア選手権出場枠(16チーム)】

a)開催国(1)
b)前回スタンコビッチカップ優勝国(1)
c)(開催国と前回スタンコビッチカップ優勝国を除く)スタンコビッチカップ最上位4チームの所属する
  サブゾーン(4)
d)5つのサブゾーンより各2チーム(10)

(※1)各サブゾーンはそれぞれで選出システムを決定する。
出場権獲得チームが出場辞退もしくは不参加の場合、
FIBAアジアがサブゾーン間のバランスを取りながら別のチームを召集する権利を保有する。

【スタンコビッチカップ出場枠(10チーム)】

a)開催国(1)
b)前回アジア選手権優勝国(1)
c)(開催国と前回アジア選手権優勝国を除く)アジア選手権最上位3チームの属するサブゾーン(3)
d)5つのサブゾーンより各1チーム(5)

(※1)各サブゾーンはそれぞれで選出システムを決定する。
出場権獲得チームが出場辞退もしくは不参加の場合、
FIBAアジアがサブゾーン間のバランスを取りながら別のチームを召集する権利を保有する。

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■スタンコビッチカップの歴史
 
 第1回スタンコビッチカップは2004年にチャイニーズ・タイペイで開かれた。8ヶ国が出場し、韓国2位、チャイニーズ・タイペイ3位、日本5位の結果より、東アジアはもともとある「2」枠に加えて「3」枠を獲得。2005年ドーハで開催されたアジア選手権には東アジアからは5ヶ国(日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ、ホンコン・チャイナ)が出場している。

 第2回は2006年にシリアにて開催予定だったが、情勢不安のために中止。そのため、2007年に徳島で開催されたアジア選手権は、スタンコビッチカップが新設される以前の出場枠【①開催国、②前回アジア選手権1~5位、③5つのサブゾーンに各2枠】に戻された。日本は開催地としてアジア選手権に出場。

 持ち越されて第2回として開催されたのが2008年10月クウェート大会。この時はたった5ヶ国のみで開催された。優勝したヨルダンがアジア選手権の出場権をゲット。2位カザフスタン(中央)、3位クウェート(湾岸)、4位カタール(湾岸)、5位インド(中央)の結果により、湾岸2枠、中央に2枠が追加された。不参加国が多かったこの大会に出場していれば、日本は実力からいってクウェートとインドには負けることがないため、東アジアに1枠追加できたはずだ。
 
 しかしこの時、男子代表は最悪なことに活動を停止していたし、他の東アジア諸国もリーグ戦中ということで出場しなかった。このため、東アジアは従来の2枠のみとなり、出場枠をめぐって熾烈な争いを繰り広げることになる。


Posted by yota at 10:03  FIBAアジア選手権