2009.08.04

アジア選手権目前!日本代表インタビュー

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アジア選手権は目前。
7月31日、アジア選手権に向けて再び強化合宿が始まった。
公開練習日にて取材した日本代表選手のインタビューを紹介。
レポートはライターの松原貴実さんです。


折茂武彦キャプテン

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■アメリカ&台湾遠征を振り返って

アメリカ遠征では相手が強くて、日本として戦うイメージがつかめないところがありました。台湾遠征ではケガ人が多く出たり、(竹内)譲次がいなかったりして、皆が自分と違うポジションで試合をしなきゃならず、さらには倉石さんもホッブスのバスケットをやろうとしましたが、うまくいきませんでした。そこでチームがバラバラになって、選手も中途半端、スタッフも中途半端でおかしくなってしまったんです。

ジョーンズカップの最終試合で(食中毒やケガ人が多発したために)5人で戦ったことは前代未聞でした。過去の大会ではソウルでのオリンピック予選(95年アジア選手権)で食中毒が起きたことが一度ありました。韓国のホテルで変なものを食べさせられて、日本選手の何人かがお腹を壊しましたね。海外に行くと、自分で気をつけても起こりうる事件がある。大会は日本のような安全な国ばかりで行うものではないので、そういうアクシデントも含めて戦いのうちだと改めて感じました。

この遠征ではケガ人も多く出てしまって決していい状態ではなかったんですけど、それも起こりうることなので、人がどうのこうのではなくて、自分で自分の体調と気持ちを管理することも代表選手がやるべきことだと感じています。

ヘッドコーチが代わったから、あの選手がケガしたから日本代表がダメになるのかといったらそうではなく、自分自身が目標に向かっていけばいいわけだし、バスケットボールはチームスポーツであるけれど、個々が集まってのチームだから、個々がそういうアクシデントに左右されることなく、しっかりとやらなくてはならないと思います。

今回の遠征でアクシデントが多発してミーティングで言ったのは、「まずは自分に目を向けて、自分がしっかりしてから意見を言い合おう」ということです。日本は若いチームなので、遠征でアクシデントが続いたときに色々な不満が出たことは確かです。ジョーンズカップではそういう状態では当然勝てもしなかった。ケガ人やら病人やらドン底まで落ちたので、これからは上がっていく一方だと思っています。

■アジア選手権の抱負

アジア選手権まで練習は5回くらいしかできない中で臨みますが、ジョーンズカップでドン底まで落ちたこの状態から、この5回の練習でいかにチームがまとまれるかが大切。練習を大切にしていきたい。

ヘッドコーチが代わってしまいましたが、倉石さんもこの状態で一生懸命考えてくれるので、あとは自分たちがどれだけできるかだと思うし、これまでも十分にやってきたので、あとは気持ちとコンディションの問題だと思う。

ジョーンズカップでメンバーがいない中でも普通に試合にはなっていました。韓国や中近東のチームと対戦しても勝てないという印象はまったくなかったんです。ハッキリ言えば、日本はうまく強化をやっていけばアジアの中で勝てるんじゃないかとも思いました。自分たちがドン底なのに、このくらい出来るのかという思いはありました。アジア選手権でも勝機はあります。あとは自分たちの気持ちとコンディション次第。

これまでも言い続けてきましたが、日本代表は結果がすべてで、結果を出さないといけません。世界選手権につながる大会でしっかり結果を残していかないと、これからの日本のバスケットボール界はないと思います。僕自身も最後のアジア選手権になると思うので、しっかりとプライドを持って戦ってきたい。チームひとりひとりがやるべきことをやれば、結果はついてくるはずです。


正中岳城
(7月31日の強化合宿から召集され、代表12名に選出される)

■日本代表に召集された感想

日本代表入りを打診された時は「行かせてもらえるなら行きたい」と言って合流を決めました。もうビックリしました。チームが夏のオフ期間だったので、地元に帰っていた時に打診がありました。倉石さんからは「ケガの選手がたくさんいるので、スタートで出るくらいの気持ちで思い切ってやってほしい」と言われました。このチームには(竹内)公輔や譲次たち同期がいるし、馴染むことは問題ないと思います。何より、大学から一緒にやっている岡田(優介)がいるので頼りにしています。

日本代表入りはうれしいですけど、不安はあります。オフの間も練習はしていたんですけど、バスケットのゲームはしていなかったので、その不安があります。

ホッブスHCのもとで候補選手が練習していた時、岡田も入っていたことで、頑張っている選手にはチャンスがくるんだろうなとは思っていました。でも代表でやっている4人のPG(田臥勇太、五十嵐圭、柏木真介、石崎巧)と比べて自分には足りない面があると分かっていたので、(日本代表に召集されるのは)まだまだだと思っていました。具体的に言うと、リーグでの個人成績で劣る部分もあるし、チームにおける役割や大きさが違います。トヨタにおける僕の役割と、他の選手のチームにおける役割や存在感を比べると自分は劣っていると感じていました。

■アジア選手権の抱負

そんな中でも呼ばれたからにはしっかりやってきたい。アジア選手権では失敗を恐れず、思い切ってやることを忘れずにやりたいと思います。というのも、他の選手はガードが何をやりたいかわからない状態でやるのはすごく不安だと思うので、自分が迷いない状態でやれるようにしたい。そのためにはヘッドコーチがやりたいことを把握してやるだけです。


レポート/松原貴実 Takami Matsubara
取材日/7月31日


Posted by yota at 18:02  FIBAアジア選手権