2008.06.10

何がなんでも北京へ!

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世界最終予選@マドリード〈1〉 

 いよいよ、女子オリンピック世界最終予選(OQT)が始まった。大会については別のところで記事を書きますが、ここでは、できるかぎり大会中の話題をお届けします。改めて、スペイン出発前に語ったコーチングスタッフ、選手の決意表明を。


内海知秀ヘッドコーチ

「全国のバスケットボールファンの方々期待を一心に受けて、スタッフ、選手一人一人が、何としてもオリンピックの切符を取るという意気込みで戦ってきます。ぜひともこの12人で、オリンピックの切符を取って、笑顔で帰国したい」

萩原美樹子アシスタントコーチ

「今回私は“何がなんでも”ということをキーワードに日本代表の活動に臨んでいます。60万人の登録選手とファンの思いがこもっていることを意気に感じ、とにかく、ヘッドコーチと選手に最大限の力を発揮してもらえるように、アシスタントコーチの仕事をまっとうしてきたい」

#4 相澤優子(シャンソン化粧品)

「選手一人ひとり言葉は違いますが、チームの目標はひとつ。これから大会までの1日1日がとても大切なのはみんなが理解している。絶対に後悔だけはしたくないので、“今”自分ができることを精一杯頑張りたい。切符を取るという、結果にこだわって戦ってきます」

#5 小磯典子(アイシンAW)

「とにかくオリンピックの切符を取ってきます。それだけです。このチームは面白いことができるメンバーが揃っているので、今大会なりの戦い方がある。自分が出た過去4回の予選の経験は忘れて、真っ白に戻ってやりたい。目標に向かってシンプルにバスケットをするだけです」

#6 矢代直美(日本航空)

「自分の使命をまっとうして、精一杯戦ってきます。センターとして出ることになると思いますが、マックさん(小磯)ともテンちゃん(山田)とも違う持ち味で、機動力を出していきたい。コンディションは上がっている。あとは12人でしっかり調整するだけです」

#7 石川幸子(シャンソン化粧品)

「(膝をケガしてアジア予選を棒に振っているので)12人の代表に選ばれたことはすごくうれしいし、楽しみ。自分のドライブインがどこまで通用するか試したいし、チームに貢献していきたい。厳しい戦いになると思いますが、チーム一丸で北京の切符を取りたい」

#8 三谷 藍(富士通)

「アジア予選のリベンジ。アジア予選の中国戦では、日の丸を背負ったプレッシャーでみんな動けなくなってしまった。そういう苦い経験を今回はプラスに変えていきたい。リトアニアとの親善試合は反省だらけ。もっと正確性を心がけてスペインで戦ってきます」

#9 船引まゆみ(富士通)

「オリンピック出場を決める試合に出られるのでワクワクしています。チャンスを確実にモノにするために、自分はアグレッシブさと確実性を心がけてプレイしてきます。最終選考で残れなかった5人の気持ちも現地に持っていって、必ず北京の切符を取ってきます」

#10 矢野良子(富士通)

「日本の場合、楽に勝てる試合なんてひとつもない。厳しい戦いになると思うが、アテネで果たせなかった(決勝トーナメント進出への)思いを胸にして、自分たちが後悔しないように、日本らしいバスケットをコートで表現したい。みんなで切符を取ってきます」

#11 山田久美子(JOMO)

「去年の代表メンバーも切符を取ろうと頑張ったが、獲得できず悔しい思いが残りました。その悔しい思いをリベンジできない選手もいる中で、自分はチャンスをもらいました。だから去年の選手たちの分も頑張って、切符を取ってくる義務があると思っています」

#12 吉田亜沙美(JOMO)

「去年、アジア予選で悔しい思いをしているので、今回は悔しい思いをしないように、後悔のないような戦いにしたい。1本のルーズボールや1本のリバウンド、そしてディフェンスを大切にして、全力を尽くして、チーム一丸になって戦うだけです」

#13 大神雄子(フェニックス・マーキュリー/5月23日のインターネット会見より)

「アメリカの選手は『バスケットボールが好き』と表現するのがうまい。6月に合流した時にはその気持ちや勢いを日本チームに持っていって戦いたい。12人の選手、内海HC、萩原コーチやスタッフ、そして応援してくれるファンとともに、必ず切符を取りたい」

#14 田中利佳(JOMO)

「北京オリンピックの切符を持って帰ってこられるように、自分の持ち味を出して頑張ります。自分のやるべきことはディフェンスを頑張って速攻で走ること、目の前のゴールだけに集中してシュートを決めること。失敗を恐れずにチャレンジしてきます」

#15 内海亮子(JOMO)

「自分はシュートを打って決めることが仕事。あとはとにかく一生懸命走り回ること。日本は脚で勝たないといけないので、自分が出たら脚を使って強気に攻めていきます。チーム全員で全力で戦い、絶対に北京の切符を勝ち取ってきたいと思います」


………


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 こちらマドリードは日中15度くらいでビックリするくらい寒い。現地の記者に聞くと「ここ最近、6月にしては異常気象」だとか。今日は雨が降っているからよけいに寒く感じる。コートが欲しいくらい寒かった。マドリード入りしている日本人記者は4人(専門誌1人、フリーランス2人、通信社1人)+カメラマン1人+日本の新聞社と契約しているスペイン特派員(日本人記者)1人。準々決勝になるともう少し増えるのでは…と聞いているが、五輪出場を決めたバレーボールの報道熱を感じたあとでは、やや寂しい。

 ちなみに、初日見たかぎりでは、日本のライバルとなるラトビアの記者がけっこう来ていた。また、応援団も多く「これまで個人競技以外はオリンピックに出たことがない」(大会プログラムより)というラトビアは、今回の予選に気合いが入っているようで、応援団はざっと数えただけで200人!
 
 そのラトビアはセネガルに圧勝。中も外もどこからも得点が取れるチームで、この大会に向けてしっかり準備してきた様子がうかがえる。セネガルにはタイトなディフェンスが効いていた。それにしても、セネガルは出来が悪すぎる。アフリカ大陸予選時よりメンバー構成を変更。若手をカットし、数人のベテランを呼び戻しているのだが「新しいチームなので準備ができていない」とヘッドコーチ。ディフェンスがルーズなので簡単にラトビアにシュートを打たせてしまうわ、ターンオーバー続出だわで、途中で戦意喪失。運動能力がある選手が揃っているとはいえ、あまりにもひどすぎる試合内容だった。日本はとにかく初戦のセネガル戦に勝つことが予選リーグ突破のすべて。


Posted by yota at 03:55  FIBA五輪世界最終予選