2007.08.01

カザフに痛恨の一敗

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2次リーグの初戦、カザフスタン戦に敗れた日本。

敗因は「フリースローを含むイージーシュートを落としすぎた」「リバウンドが取れなかった(取りにいってない)」「ゲームの入り方が悪く、最初からカザフに気持ちよく3Pを打たせすぎた(なおかつその3Pが最後まで落ちなかった)」こと。これは誰の目から見てもわかる敗因。

疑問に感じたのはゲームプランだ。

鈴木HCは「カザフは大きいセンターが外に出てきて3Pを打つヨーロッパスタイルなので、3Pのディフェンスができる選手、そしてリバウンドがカギとなる」ということから、折茂、公輔、網野、五十嵐、JRをスタメンに起用した。

だが、スカウティングができていながらも、1Qから#12イサコフ(202㎝)、#11アントン(207㎝)、#13ヤルガリィイエコフ(195㎝)と長身3人に3Pを決められて15-26と11点のビハインド。前半を通しては3Pを7/17本も打たせている(日本は3/6本)。中を警戒していて慌てて3Pチェックにいく姿もあった。試合後のコメントと実際にやっているディフェンスを見ると、ベンチと選手間に意識の違いがあったのではないかと思うほどだ。この怒涛の3Pラッシュで、平均年齢22.1歳と若いカザフが乗ってしまった。

序盤の差が縮まらず、終盤は追いかける展開になった日本。「ハーフコートをしようとしたが、うまくインサイドで主導権が取れずに機能しなかったので、機動力ある選手を投入した。佐古はコントロールがうまいが、ああいう追いかけている場面で使えば明日の試合で使えなくなってしまう。折茂も残り2分に下げて体力を温存した」と鈴木HCは状況を説明したが、追い上げの場面でも川村の3Pしか攻め手がなかった。

今大会の日本は試合状況によって選手を使い分けるチームカラー。それが機能しているうちはいいが、逆に言えば、勝負所で「コレ」という武器がない。その欠点がモロに出た試合となった。そして最大に気にかかるのが、日本は1次リーグから(大差になったUAEとクウェート戦をのぞき)ハーフコートでのゲームが創れていないこと。レバノン戦のマッチアップゾーンからの速攻といい、カザフ戦の終盤の3P攻勢といい、奇襲作戦ばかり。劣勢からの駆け引きはもちろん必要なことだが、まずは、主導権を握るゲーム創りから入ってほしい。

韓国戦は負けられない戦いとなった。


Posted by yota at 02:23  FIBAアジア選手権