2007.06.04

幸先のいいスタート!

IMG_30433.jpg


女子FIBAアジア選手権第1日目。

中国に72-67で勝利し、幸先のいいスタートを切った日本。
中国がBチームだろうと、勝ちは勝ち!
大会の初戦を勝利で飾り、勢いが出てきた。

出場権を獲得するための大会から、優勝しなければならない大会へと変わった今大会。
それが本来の当たり前の大会への臨み方だし、
選手たちは「より目標が明確になった!」と、闘志にみなぎっている。

また、中国のヘッドコーチから
「五輪出場権があるので、若手にいい経験を積ませたくてこのメンバーで臨んだ」と
Bチームで臨んだ正式な理由を聞くことができた。

それでもこの中国Bチームは本気。目的意識がちゃんとある。
試合の序盤こそ日本に主導権があったが、中国はだんだんと高さを生かした展開ができるようになり、
加えてちょっとした隙も見逃さないで外角を打ってくる。
これです、これ。
ニュージーランドとの試合やオセアニア遠征では感じることのできなかった“隙のなさ”。
これこそが、本番の国際大会!
試合をこなすごとにうまくなると思うと、末恐ろしい中国。
日本が勝っていたのはスタミナ面。この部分で僅差で勝つことができた。

中国のメンバーは、U-21世代が中心とはいえ、若手ばかりではなく、
そのメンバー構成はちょっと不思議。
ドーハのアジア大会(2006年)に出ていたメンバーが一人。
#4のPG(27歳)で、この選手はA代表とみていい。
マカオの東アジア大会(2005年)に出ていたメンバーが3人。
中には33歳の人もいるし、20代後半もいる。
中国にしたって、北京五輪代表メンバーは決まったわけじゃないだろうし、選手を試しているのだろう。
こうやって実力が底上げされていくのかと思うと、正直うらやましい。

ちなみに中国女子は、強豪・オーストラリアの基盤を築いたトム・マー氏が本来は
ヘッドコーチなのだけど、今回は違う方が指揮をとっている。

今日は注目の韓国×チャイニーズ・タイペイ戦。
この試合の行方によって、今後の展開が見えてくる。
日本は18:00からタイ戦。今日は全員出場、全員得点を目指していこう!


……


話は変わるが、ここ仁川にいるメディアは圧倒的に日本人が多い。
中国人記者はおじさんが一人、タイペイ人記者はチラホラ数名。
地元の韓国人記者よりも、日本人記者のほうが多いという現状。
それでも今はまだ15人くらいだけど、大会を通しては50名くらい来るらしい。
他国のメディアも決勝トーナメントになったら大挙してくるだろう。

前回、中国での女子アジア選手権の日本のメディア数は、月バスとして取材した私と、
スポーツイベント誌の記者計2名のみで寂しい大会だったけど、
やっぱり五輪予選に関しての日本人の熱の入れ込み方は違うのだと実感。
仙台の女子五輪予選の時も日本開催ということで、延べ200人(!)くらいのメディアが来ていたし。
だから男子の徳島も相当に熱い大会になるだろうし、重要な大会なので、
お願いだから早く補正予算案について解決して、万全な強化体制で臨んでほしいと願う。
今、評議員会を流会にしているのは、本質を見失っているとしか思えない。

世界選手権で経験を積み、北京五輪予選という大一番な迎え、ホスト国として今何をするべきか。
今、一番にしなければならないのは、世界選手権の大会運営と強化について総括し、
教訓を生かして、さらなる万全な強化体制を敷くことでは。
日本のバスケットボール界を司る首脳陣たちの泥仕合ではないはずだ。


Posted by yota at 12:54  FIBAアジア選手権