2007.03.13
メルコドルフィンズ17年ぶりの決勝へ!

三菱×パナソニックのセミファイナル第3戦。面白いゲームだった~!
三菱電機 ○ 95-87 ●パナソニック
私がメルコドルフィンズのファンだったら、きっと心臓がいくつあっても足りなかっただろう。
セミファイナル第3戦は、そんなハラハラドキドキする試合だった。
この試合、スカイAでしか放映しないとか。
熱戦の模様を伝えるべく、今日は感情丸出しでいきます(笑)
今日も残念ながら後半からの観戦。
移動の電車の中で現地組より三菱が大量リードとの連絡を受ける。
ハニーカットが前半で29点と大爆発! 最大23点差ついたそうだ。
後半開始とともに横浜文体に到着。昨日は「柏倉~」とのアナウンス時。
今日は「エーーーース・カスタス!」のアナウンスと同時に報道席に着いた。でもまだ三菱がリード中。
コートを脱いで、関係者に挨拶して、スコアをつけていくうちに……
あれ、あれ、あれれれ~~~最大23点、前半終わって16点あった点差がみるみる縮まっていく。
「ようた(私のこと)が来ると、こういう内容になる。たしか昨日も…(苦笑)」
「えー私のせいっすか!?」
なんて、月バスの三菱担当記者と冗談を言ってる間にも、パナソニックはどんどん乗ってくる。
パナソニックは石坂のオフェンス・リバンドでしぶとく粘り、竹田と永山が果敢に攻め、
オールコートプレスでスローインのミスを誘い、カスタスが3Pを決めて猛反撃。
3Q終了間際には青野がどフリーでミドルシュート2連発。
23点のビハインドをひっくり返したうえに、逆に5点のリードを奪ったのだから驚きだ!
この日、928人しかいないとは思えない観客が沸きに沸き、大盛り上がりした瞬間だった。
パナソニックの流れが止まらない! バスケットのリズムって恐ろしい!
これが、「絶対に負けられない戦い」なのか。
というか………
三菱よ~~~~~~~~(怒)
断っておくが、私はどちらかに肩入れをしているわけではない。
だが、ここまでリードしておいて負けたら、
「これまでの三菱と一緒だぞ」という気持ちでいっぱいだった。
これまでの三菱……それは大事なところで勝てないこと。気を抜いてしまうこと。
でも今シーズンは違う。柏倉秀徳というフロアリーダーがチームを牽引する。
プレイオフ前の記者会見で梶山信吾が言っていた。
「今までは10点差ついたら100%負けていた。でも今年は勝ちにつなげられる。
チームが我慢できるようになった」と。
4Qに入り、三菱は気持ちを切り替えた。
ヘール、柏倉、梶山のスリーで再逆転。苦しいところで流されず、もうひとふん張りすることができた。
パナソニックは逆転したところで一息ついてしまったのか、5分間ノーゴール。最後は息切れ。
最終スコアは95-87で三菱の勝利。
試合終了のブザーがなり、アナウンスが流れた。
「三菱電機、17年ぶりのファイナル進出が決定しました」
当たりがこなかったこの試合、最後に逆転の3Pを決めたカジ(梶山)が泣いた。
松島もハニーもヘールも熱い抱擁。応援団は大盛り上がり。
それはそれは、ジーン…とくる感動的シーンだった。
やっぱ、こういうシーンはいいものだねぇ…。
「僕を信頼してパスをくれたことが、勝ったことよりうれしい。
今、チームがめっちゃ一つになっているんです」(梶山)
「すごく我慢をした試合でした。追い上げられた時に弱気にならず、
仲間を信じて4Qの残り10分にかけた」(柏倉)
とうとう三菱が準決勝の壁を破った。
苦しいところで我慢をすることを覚え、外国人選手がチームにマッチし、仲間を信頼して。
思えば一戦目が終わったとき
「明日(2戦目)に勝てば形勢が逆転できる」と言い切った柏倉に対し
「2戦目は三菱のシュートが入るかもしれないし…」と懸念していたパナソニックの面々。
「(23点差を逆転して)選手にこんなに底力があるとは…」と清水HCもある意味驚いていたし。
チーム間の“信頼”。
勝敗を分けたのは、小さなそこの差だけだった気がするが、
信頼こそが大きな勝因になることを、今シーズンの三菱電機は表現している。
でも、ファイナルでは、こんなジェットコースターのような試合は通用しない。
一瞬でも気を抜いたら、豊富な選手層と激しいディフェンスを持つトヨタはすぐにつけ込んでくるだろう。
「それよりも、トヨタは23点差もつけさせてくれないと思います。
セミファイナル以上に我慢しないといけないですね」(柏倉)
言い方は失礼だが、三菱らしいといえば、三菱らしいファイナル進出だった。
でも、なんだかとっても可能性を秘めていて、ついつい見たくなる面白いチーム。
トヨタとのファイナルは、とても楽しみ♪





