2007.01.22
bjリーグ「アーリー・チャレンジ」の行方
先週末は取材ではなく、友人と観客席からbjリーグ東京vs大阪を観戦した(土曜日のみ)。
観客席からだとブースターの声が聞けて、なかなか面白い。
そして、今日(1/22月)は、東京・夢の島にある東京スポーツ文化館(BumB)にて開催された
bjリーグの2007-2008合同トライアウト二次選考の取材に行ってきた。
今回のトライアウト二次選考は、12/11に関西会場で80名、12/25に九州会場で52名、
1/8に東京会場で258名を集めて開催された一次選考通過者の104名と、
bjリーグおよび所属10チームによって推薦された5名が参加して行われた。(欠席者数名あり)
《トライアウト内容》
●スキルチェック
●スクリメージ(3グループに分けローテーション)
●一部の選手によるスクリメージ(チーム側より選出された35選手によるスクリメージ)
トライアウトも今年で3回目。
これは毎年感じることなのだけれど、選手たちは皆、真剣なんだけど、わりとおとなしめな感じ。
「バスケがしたい!」がスローガンであるリーグなのだから、
もっと「俺を見ろ!」的なやる気オーラに満ちた姿が見たいところなんだけど、
「1日のゲームで自分をアピールするのは難しい」(取材した数人の選手)ようで
ガツガツと、自分をむき出しにプレイをする選手はほとんどいない。
トライアウトは、シーズン終了後のドラフトのためのでもあるけれど、
今回の二次選考の注目は何といっても、2月以降の公式戦に出場できる
「アーリー・チャレンジ(※)制度」に指名される選手は誰かということ。
昨年はこの制度で、JBLスーパーリーグ福岡レッドファルコンズの廃部によりトライアウトを受けた
上山博之(現・日立サンロッカーズ)と庄司和広(現・埼玉ブロンコス)の2人、
陰承民(現・富山グラウジーズ)の計3人がbjリーグ入りを決めた。
上山は仙台89ERSに所属したあと、今シーズンは再びスーパーリーグに戻り、
庄司は今シーズンも埼玉ブロンコスと契約。
陰はアーリー・チャレンジでは大分ヒートデビルズと契約し、今季は富山グラウジーズでプレイしている。
※アーリー・チャレンジ制度
可能性のある選手へより多くの活動の場を提供することを目的に、合同トライアウト二次選考に参加した選手が、2007年2月以降に開催されるbjリーグ公式戦にプロ選手として参加できる制度。ただし、チームとの契約はシーズン中(今季は2007年4月まで)に限定され、翌シーズンプレイするチームは、ドラフト会議を経て決定する。
アーリー・チャレンジで指名された選手は2月からの公式戦に出場できるだけに、
①即戦力であること
②チームに不足しているポジションの選手
③人気面で観客を呼べる選手
あたりが各チームの選考基準になるだろうか。
今年のアーリー・チャレンジの目玉は、ズバリ仲村直人(元松下電器)と中川和之
(専修大→ABAのLong Beach Jam→Harlem Strong Dogs→USBLのBrooklyn Kings)の2人。
仲村直人に関しては実績は申し分なし。
日本代表から落選し、松下を去ったそのあとは心配したけれど、
松下時代から知っている天日HC、比嘉ACコーチのもと、
すでに心は下記の契約(※)を結んでいる大阪エヴェッサにある。
「早くbjリーグで試合がしたい。ウズウズしてますよ」と、直人は前向きなコメント。
※仲村直人選手と大阪エヴェッサとの契約内容
仲村直人選手が今後bjリーグでプレーするまでの期間、大阪エヴェッサのチームトレーニングへの参加や、大阪エヴェッサ所属でクリニックやイベントなどのバスケットボール普及・強化活動に参加するという内容の契約。
カズこと中川和之は、トレーニングによって、体つきが以前より一回りたくましくビルドアップされていた。
2年前のインカレ決勝以来プレイを見てなかったので、その変貌ぶりにはビックリ!
「筋肉がつきやすい体じゃなかったんだけれど、
去年、専門家のトレーナーもとでトレーニングをしたことで、かなり鍛えられた」とのこと。
今までのトリッキーさにパワフルさがついた感じ。
ただ、もう少し体重を絞ったほうが動きやすいかな?
何人かのヘッドコーチと話したところ、
この2人に関しては興味津々な人が多かった!
ただ……指名権は現在8位の富山からスタートするわけで、
「富山が誰を指名するかなんですよ」と某チームのコーチは頭を抱えていたけれど。
すでにエヴェッサに帯同している仲村直人にしても、
現在1位のエヴェッサは最後である8番目の指名となるので、獲得できる保障はない。
エヴェッサは最後までドキドキした気持ちで順番を待たなくてはならない。
「どこのチームになってもbjリーグでプレイしたい気持ちに変わりはないけれど
でもここまで練習をしたら、早くエヴェッサのみんなとプレイしたいです」(直人)
アーリーチャレンジの指名はトライアウト終了後すぐに行われ、発表は近日中とのこと。
この2人の他にも、キラリと光る選手が発掘されて、育成されることを願っています。
そして、今回のトライアウトでは、個人的に学生時代から注目していた選手が……!
彼がトップリーグでプレイしないのは残念に思っていたので、トライアウトに参戦したのは嬉しいかぎり。
彼の「バスケがしたい!」思いは次のエントリーで紹介します。
【今後のスケジュール】
1月22日 合同トライアウト二次選考
1月末 合同トライアウト二次選考通過者発表
5月上旬頃 合同トライアウト最終選考
5月下旬頃 ドラフト会議





