2006.09.17
世界選手権が終わって…
昨晩、世界選手権に関する原稿、および本作りがすべて終わった。
……まだ書いてたのかって!?
まだ書いてたんです。
日本のグループゲームラウンド敗退が決まってから意気消沈し、
そのあと「さいたま」で世界のバスケを堪能して、だいぶ気が紛れたというか、楽しんでいたけど……。
世界選手権終了後に再び日本代表選手たちに会って取材をさせてもらい、
そして世界選手権での戦いをアウトプットする作業(原稿執筆)に入ったとたん、
いろいろと込み上げてくるものがあった。ここ数日間、毎日、毎日…。
まだ世界選手権のことが消化しきれない人、ムリにでも次の目標へと切り替えようとしている人…
選手たちはそれぞれの生活に戻っていたけれど…
完全に気持ちを切り替えていた人は一人もいなかった。
そりゃ、そうだ。かけるものが大きすぎたのだから。
すでに新しい日本代表の体制は発表され、12月のアジア大会に向かって走り出した。
新しい日本代表は鈴木HCのやり方で進んでいくだろう。
貴美一さんは、しっかりとした自身のバスケットボールワールドを持っている指導者。
自主性を重んじる方なので、ジェリコの指導法とは異なるだろう。
それはそれでいい。
でもでも、忘れてはならない。
世界選手権で戦った日本代表のことを。
これまでの4年間があって、次に続くということを。
選手たちも皆、同じことを言っていた。
「4年間の強化があったからこそ、ここまで戦えた。
ジェリコが来る前の強化に戻ってしまったら、また一からの繰り返しになってしまう」と。
「強化の継続」に関しては、国際大会のたびに言っている(書いている)こと。
でも今回(ジェリコの4年間)は、今までの中途半端な強化とは違い、世界を見据えた強化であり、
これは日本バスケットボール界にとって、はじめての試みだった。
だから継続しなければ意味がない。
今までのバスケットボール界は、一部のバスケットボールに関わる人間だけしか
強化の内容やその成果を知ることができなかった。
でも今回は違う。日本で世界選手権が開催されたことで、
多くのファンが日本の戦いぶりを目の当たりにすることができ、報道が増えたことで、
4年間の強化と成果を知ることができた。
明日には新しい日本代表がスタートするけれど
どこに向かうのか、どんなバスケットを目指すのか、それだけは明確にして
国内だけにとどまらない強化を続けてほしい。
特に「どんなバスケットを目指すのか」--この部分に関しては
ジェリコ体制は、成長過程で終わってしまったので。
さて……。
現在は女子の世界選手権@ブラジルが開催中。
韓国とチャイニーズ・タイペイは13~16位決定戦に回ってしまった。
大学リーグも始まっているし、WJBLも始まっているし、もうすぐJBLスーパーリーグも始まる。
頭を切り替えないと、と思ってはいるが、少しだけバーンアウトしている自分がいる。
今週は締切の関係でなかなか実現しなかった「世界バスケを語る会」がいくつか入っている。
語っているうちに、気持ちの整理はつくだろうか。
新しい日本代表を語るには、もう少し時間がかかるが
振り返りつつ、前に進みつつ、また取材を続けていきたい。
でも、込み上げてきた思いは、そのままにしちゃいけないんだな。
この4年間を無駄にしないためにも、書き記しておかないと…。





