2006.08.23

運命の一戦、本日19時開始!

本日、日本代表の大一番、ニュージーランド戦。

昨日、午後7時過ぎ。ニュージーランドの練習後、ヘッドコーチと明日の日本戦からゲームに復帰するマーク・ディッケル(188㎝、30歳、PG)の囲み取材が行われた。

マーク・ディッケルはニュージーランドのメインPG。7月12日にオーストラリアと試合を行った際のドービング検査でインド大麻の陽性反応が出たために、8月21日まで3試合出場停止になっていた。FIBAが決めたルールだからしかたないが、何も日本戦から登場しなくてもという気持ち。ニュージーランドのボールドウィン・ヘッドコーチいわく「マークはプレイでの信頼はもちろん、精神的な要の選手である」という。

「薬物反応する選手が精神的要かよ!」と言いたいところだが、そんなことを言っていても始まらない。日本は自分たちのプレイをすることに集中してほしい。

ニュージーランドは日本より格上のチームだ。決してうまさはないが、相当なタフさを持つ。スペイン、ドイツ、アンゴラといった強豪に3連敗しているが(アンゴラ、予想以上の強さ。日本戦以外もいいバスケットをしているんです!)、ディフェンスの当たりが激しく、種類も豊富。マンツーマンのほか、2-3ゾーン、3-2ゾーン、ドロップゾーン(らしきもの)をしていた。日本戦でもディフェンスをめまぐるしく変えてくるだろう。日本が弱いインサイドも突いてくるだろう。ここまではロースコアだが、司令塔が戻ってくることで本来のオフェンスもよみがえるかもしれない。

でも、バスケットボールはそんなに簡単なスポーツじゃない。3試合欠場した司令塔が復帰してすぐにチームに馴染み、なおかつアウェイで3連敗という負の要素を盛り返すには、相当なエネルギーが必要になる。日本はそのエネルギーを出させない、ニュージーランド以上の粘りのディフェンスと会場の大声援が必要になる。相手に飲まれてしまうのは、高い授業料を払ったアンゴラ戦だけでもう十分。相手に立ち向かわなければ、歴史は切り開けない。

昨日、夜7時すぎからの公開練習では、元気な選手たちの顔を見ることができた。ウォーミングアップの「鬼ごっこ」では選手たちから声も笑顔もこぼれていた。1勝したことで背負っていた“重荷”が少し取れた感じ。そして、ニュージーランド対策の5対5では戦闘モードの顔つきになっていた。「選手の調子はいい」とジェリコHCも言う。波は日本に来ている。

本日、19:00 TIP OFF。

この一戦は、今後の日本バスケットボール界にとって、語り継がれる“分岐点”のゲームになる。それは、どんな内容になろうとも。世界に挑戦する大一番をバスケットボールファンが目撃してこそ、前途ある意見が生まれるからだ。ファンの皆さんには、会場で、テレビの前で、ぜひとも歴史を切り開こうとチャレンジする“死闘”の目撃者になってほしい。

さあ、日本代表、元気出していこう。気持ちで負けるな!


Posted by yota at 14:15  2006世界選手権