月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2017.01.17

Bリーグ初のオールスターゲームに9567人のバスケットファンが酔いしれる

LEDや炎、光など華々しい演出となった9月22、23日のBリーグ開幕戦。 1月15日に行われたオールスターゲームも、開幕戦に負けないほどのド派手な演出と、選手たちの魅せるプレイで、開幕戦以上の盛り上がりを見せた。 今回も炎や光を使用したオープニングセレモニーから、選手たちはビジョンとMCで紹介され、ステージからコートに降りて行く。その紹介はまるでNBAオールスターゲームのようだった。 そうして会場のボルテージが高まった中ティップオフした試合は、立ち上がりから選手たちが観客を魅了する。 B.WHITE#2ギャレット(A東京)が巧みなドリブルを見せれば、B.BLACK#0田臥→#27熊谷(ともに栃木)のアリウープを決めるなど、のっけから選手たちは持ち味を発揮。 しかし田臥、#2富樫(千葉)、#6比江島(三河)とガードに分があるB.BLACKがリードを広げていく。 そして、この日一番のハイライトプレイとなったのは167cmの富樫のダンクだ。 速攻でリングに向かうと、リングの真下にいた#24バーレル(名古屋D)に持ち上げられ、人生初のダンクを成功。 会場内は大歓声に包まれ、勢いそのままにB.BLACKが117-95でB.WHITEを退けた。 MVPにはダンクをはじめ、1試合を通して観客を沸かせた富樫が選ばれた。

  【記者会見コメント】 〈B.BLACK〉 比江島慎 素晴らしい雰囲気の中でやらせてもらい、自分自身楽しめました。 最初は緊張しましたが、1本シュート決めた後は落ち着いてやれました。 普段プレイできない選手とプレイができ、僕自身いい経験になったので、いいオールスターになったと思います。 富樫勇樹 このような会場でプレイできたことは非常に楽しかったです。 ダンクをすると宣言していましたが、有言実行できてうれしいです。 人生初めてのダンクを、Bリーグの初のオールスターでできたこともうれしいですね。練習はしていませんでしたが、ダンクがしたいことはJB(バーレル)に言っていました。 田臥勇太 初のBリーグオールスターでプレイできたことはうれしかったですし、何よりもたくさんのお客さんの前でああいうプレイができたことは良かったです。 日本のバスケットがここまで来たんだなという気持ちと、全選手感じたと思いますがこれで満足せず、どれだけもっと盛り上げていけるか。 そのためには自分たちが頑張っていかなければいけないと改めて感じたので、すごく意味のあるオールスターだったと思います。   〈B.WHITE〉 田口成浩 多くの皆様の前でバスケットができて楽しかったです。個人としては3Pコンテストで優勝できてうれしかったです。 竹内譲次 開幕戦を戦っていたのであまり緊張はしませんでしたが、開幕戦をしていなければ緊張していたと思います。 後半戦も精進して頑張っていきたいと思います。 ディアンテ・ギャレット 本当に楽しめました。またファンの皆様にと楽しんでもらえたと思います。 すばらしく、いい試合になったと思います。 (月刊バスケットボール編 集部)

 

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