月刊バスケットボール6月号

【ウインターカップ2022】洛南が準々決勝進出、4Q猛追の羽黒に勝利

4Q猛追の羽黒を退けて洛南が勝利


12月26日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」大会4日目男子3回戦、洛南(京都[1])と羽黒(山形)が対戦。16点リードで迎えた4Q、羽黒に4点差まで迫られたが、洛南が78-69で勝利。準々決勝に駒を進めた。

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先取点を奪ったのは洛南。#5星川開聖がインサイドから得点。さらに#6三浦健一が3Pシュートを決める。羽黒は#10小川瑛次郎のフローターでチーム初得点を奪うが、洛南は#5星川、#6三浦の活躍で残り7分で11-2とまずリードを作る。

羽黒は緊張からか、シュート成功率が低く、ターンオーバーも出て追加点を奪えない。それでも中盤からゾーン・ディフェンスを仕掛けて洛南の攻撃をスローダウンさせる。#10小川のフリースロー3本で追加点を奪うが、あとが続かず。洛南は#8辻永遠がシュートを決めて13-5で1Qを終えた。

羽黒は2Q残り9分、#10小川がレイアップを成功。1Q残り8分15秒以来のシュートを決めると、#11髙橋燦璃もゴール下で得点。徐々にリズムが良くなっていく。その後、#10小川が3Pシュート、レイアップと決めて14-16とすると、残り6分を切ったところでまたも#10小川がシュートを決めて同点に。
差を詰められた洛南は#8辻のシュート、#5星川のフリースローで追加点を奪うが、羽黒は#2加藤律輝が連続得点。残り4分半で20-19と逆転する。勢いに乗る羽黒は#10小川が3Pシュート、2Pシュートでリードを広げる。

得点が止まっていた洛南は#6三浦、#5星川の得点で差を詰めるが、羽黒は#2加藤が連続得点。それでもクォーター終了間際、洛南#7天野幹也がレイアップを決めて、羽黒の29-27でハーフタイムを迎えた。

3Q開始直後、洛南#4西村渉、#8辻の連続得点で逆転。さらに#6三浦の連続得点で37-29とする。羽黒は#11髙橋のシュートで連続失点を一旦止めるが、勢いに乗る洛南は#4西村、#5星川、#10井上涼雅が得点、42-31とする。
残り6分1秒、羽黒は前半19得点の#10小川が3Pシュート成功。さらに#12三浦勘がレイアップを決めて点差を詰めるが、その後が続かず。洛南は#5星川、#8辻の3Pシュートで2桁差にすると、クォーターラストプレイで#8辻がブザービーターとなる3Pシュート。55-39で3Qを終えた。

4Q、早めに差を詰めたい羽黒は#11髙橋がまずシュートを決める。その後、洛南#6三浦が2Pシュート、フリースローと得点するが、羽黒は#2加藤、#11髙橋が連続得点。さらに#3近藤蒼が3Pシュートを決めるなど差を詰め、残り5分で洛南の62-50となる。

残り4分を切ってから羽黒は#11髙橋が3Pシュートを連続成功。さらに#2加藤がドライブから決めて残り2分27秒で60-64と迫る。流れを止めたい洛南は残り2分2秒、#9後藤亘貴が3Pシュート、さらに#6三浦、#5星川がフリースローで追加点を奪う。羽黒は#2加藤が残り36.5秒にオフバランスから3Pシュートを決めるなど、最後まで追ったが届かず。洛南が78-69で勝利した。続く準々決勝では県立宇都宮工業(栃木)を117-77で下した中部大学第一(愛知①)と対戦する。


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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)



写真=月刊バスケットボール

タグ: ウインターカップ 高校バスケウインターカップ2022

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