月バスTOPICS

月バスTOPICS

2019/04/10

今週の逸足『KYRIE 1』

 この映画の原案は、2012年に米ペプシコ社が制作した「ペプシマックス」のYouTube動画。当時まだルーキーだったカイリーが、特殊メイクで老人にふんしてストリートのピックアップゲームに現れ、圧倒的なスキルで相手の若者や観衆を驚かせるという、言ってしまえばベタな「ドッキリ」ものだ。だがウェブ動画の域を超えた特殊メイクや映像のクオリティー、そしてカイリーの予想外に(?)うまい演技も話題を呼び、動画の再生回数は瞬く間に2200万回を突破。製作費2万5000ドルという低予算にもかかわらず、YouTubeでその年に公開された全ての動画の中でもトップ50にランクインする「バズ動画」となり、多くの広告賞にも輝いた。カイリー自身もドラフト全体1位に恥じない活躍を見せ、新人王とオールルーキー・ファーストチームに輝いている。
 

 高校時代から全米に名が知られる有望選手だったカイリーは、プロ入り後、ペプシコに加え、「NBA2K」シリーズで知られる2Kスポーツ、フットロッカーなどともエンドースメント契約を締結している。とりわけ彼の将来性を買っていたのがナイキだった。ナイキがカイリーと正式に契約を締結したのはドラフト直後の2011年7月。この年のNBAはオーナーと選手会の交渉がまとまらず、7月1日には先の見えないロックアウトに突入していた。そんな状況においても、ナイキはアンダーアーマーとの水面下の争奪戦を制してカイリーとの契約に成功したといわれる。やがてレブロン・ジェームズ(現レイカーズ)らとともにチームをけん引するスターへと成長したカイリーのため、ナイキは2014年12月、「カイリー1」を発表した。ナイキのバスケ選手としては通算20人目、6年ぶりの新しいシグネチャーラインの誕生だった。


あなたはどう思う?コメント書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください