月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2017.01.15

初の日韓クラブ対決! EAST ASIA CLUB CHAMPIONSHIPは川崎が安養を下す!

日韓の強豪クラブが対戦するEAST ASIA CLUB CHAMPIONSHIPがB.LEAGUE ALLSTAR GAMEの前日、国立代々木競技場第一体育館で開催された。 これにはBリーグの代表として、昨シーズンのNBL王者の川崎と韓国KBLで2位を走る(1月13日現在)安養KGCが対戦。 試合には川崎#14辻が腰痛のため欠場。 安養も「ケガして間もないため」(キムヘッドコーチ)、主力の#3イ・ジョンヒョン、#11ヤン・ヒジョン、#41オ・セグンの出場時間を制限し、ともに外国籍選手が活躍する時間帯が多くなった。 辻不在の影響を受けた川崎は前半37得点のうち、#12スパングラーが20得点、#22ファジーカスが12得点と2人に負担がかかってしまう。 それでも後半は、日本人選手が積極的な攻撃を見せ主導権を握ると、安養#10ムン・ソンゴン、#28キーファー・サイクスに活躍を許しながらも、83−80で川崎が勝利した。 川崎は28得点のスパングラーと26得点のファジーカスの得点が光ったが、勝負を決めたドライブを含め10得点と、ディフェンスで持ち味を見せた#0藤井が奮闘。 その他日本人選手も「後半に向けて発破をかけた」(北ヘッドコーチ)と、その期待に応える積極的な攻撃で勝利に貢献した。 試合後、「この大会を今後も続いていければ」と話した北ヘッドコーチとキムヘッドコーチ。 中国やフィリピンのクラブも交えながら、共闘でアジアのレベルアップを図ることも見据えていた。 川崎のキャプテン#7篠山も「たくさんのバスケットファンに来ていただいて、皆さんの声援のお陰で気持ちが入ったプレイができました」と語った。 (月刊バスケットボール編集部)



 

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