月刊バスケットボール5月号

ハリウッドの巨匠が脚本&監督 NBA選手のリアルな苦楽を体験できるモード!!

  これまでのNBA 2Kシリーズの中で一番人気のあるモードが、“MyCAREER”。これはゲームを操作するプレイヤーがハーレムでバスケットボールを楽しむ主人公(高校生)となり、紆余曲折を経てNBA選手になるまでを描いた物語だ。大筋は決まっているものの、そのストーリー中に行われるバスケットボールの試合でどれだけ活躍したかによって、どこの大学にスカウトされるのかなど微妙にストーリーが変わってくる。 そして今回、このマイキャリアの脚本&監督をしているのが、ハリウッド映画監督のスパイク・リーだ(『Livin’ Da Dream』というタイトルが付けられている)。ニューヨーク・ニックのホームゲームではいつもコートサイド席に座っていて、バスケットボールを題材とした映画『He Got Game(邦題:ラストゲーム)』を作ったほどバスケットボール好きのスパイク・リーが描くドラマは真に迫ったもので、「鉄は熱いうちに打て。これがお前の歩むべき人生。スターと肩を並べるんだ」「次の一歩を踏み出すのはいつだってお前だ。問題は…、お前に、その準備と覚悟ができてるかってこと」という現実に交わされているであろうセリフが飛び交う。喜びばかりでなく、苦しみの場面まで深く入り込んだ展開なのは、さすがスパイク・リーで、これまでのNBA 2KシリーズでMyCAREERモードを楽しんできた人も、初めてNBA 2K16をプレイする人もドキュメンタリー映画を見るかのような感覚で楽しめる内容となっている。 NBA2K16 公式サイト http://nba2k.jp/  

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