月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2017.12.02

サクレの決勝3Pシュート弾が炸裂! SR渋谷が川崎に2連勝&直近9連勝!!

第9節(11月19日)終了時点で11勝6敗(勝率.647)と、東地区同率で迎えた川崎×SR渋谷の第10節。

ホームとどろきアリーナにSR渋谷を迎えた川崎は、1戦目を70‐79で落とすと、2戦目も1Qを終えて16‐24とリードされてしまう。 しかしここから活躍を見せたのは川崎#0藤井。3Pシュート、遠めのミドルシュートを次々に沈め、3Q終了時に57‐56と逆転する原動力となる。   そして迎えた4Q。一進一退の展開となるが、#14辻の3Pシュートなどで残り20.4秒の時点で76‐73とリードを奪ったのは川崎。 SR渋谷は、ここから#9ベンドラメがドライブを決め1点差に詰め寄るも、その後、川崎・辻がファウルを受け2本のフリースローを獲得。 この時点で残り10秒を切っていたため、2本とも決めれば3点差となったのだが、1本目は決めたものの2本目を外してしまう。 そのリバウンドを奪ったSR渋谷は、残り4秒でポストから外にポップアウトした#6サクレがこの日1本目となる3Pシュート。すると、これがリングに吸い込まれSR渋谷が78‐77と逆転。 川崎は残り2.01秒からのワンプレーにかけたが、再逆転とはならなかった。

この試合を「全員で勝ち取った勝利。苦しい時間帯で諦めず、気持ちを強く持っていたのが最後の逆転勝利につながった。また、アウェイにもかかわらず、駆けつけてくれたファンの方の声援も心強かった」と振り返ったのはSR渋谷の勝久ヘッドコーチ。 一方、接戦を落とした川崎の北ヘッドコーチは「この試合に限らず、今シーズンは勝負所でのオフェンスの精度が昨シーズンに比べると弱い」と、今一つ波に乗れない現状を分析。   今回の川崎からの2連勝で、SR渋谷は第6節2戦目からの9連勝となった。

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