月刊バスケットボール5月号

ウインターカップ2016 第6日(12/28)結果

男子準決勝、女子の3位決定戦・と決勝が実施されたウインターカップ6日目。 女子3位決定戦は大阪薫英女学院の⑤髙原が23得点、11リバウンドと奮闘。 しかし昭和学院⑧赤穂が24得点、20リバウンドと攻防両面で大きなインパクトを残した。 高原と赤穂はU-18女子日本代表のチームメイトなのだが、 今日の試合では、赤穂が薫英のエース(高原)をさらに上回るプレイで、 チームを3位に導いた。

  決勝は桜花学園vs.岐阜女となり、 全国大会としては昨年のインターハイから6大会連続の対戦に。 ④馬瓜の活躍で立ち上がりに成功した桜花学園に対し、 岐阜女は⑤藤田を起点に攻撃を展開し、着実に点差を詰めていく。。 桜花のリードで試合は進むが、岐阜女の⑥石坂が3Pシュートを決めて食らい付く。

  残り1分には岐阜女④石井の3Pシュートで67−65で1ゴール差となるが、 桜花は体を張ったディフェンスで岐阜女に得点を許さず、最後まで2点のリードを死守。 決勝に相応しい大接戦を制し、桜花が2年ぶりの優勝を果たした。 桜花は昨年、岐阜女に敗れていただけに、その悔しさを晴らした3冠達成となった。

    男子はまず福岡第一vs.帝京長岡の準決勝が行われ、 立ち上がりで15−0で帝京長岡がリード。 しかし、今大会何度も劣勢を跳ね返してきた福岡第一は、 この日も4Q序盤で逆転に成功するものの、帝京長岡も粘りを見せる。 4Q、そして延長でも両チームの勝敗は決まらず、決着は再延長へ。 だが、帝京長岡はエースの⑭タヒロウをファウルアウトで失い得点が停滞。 福岡第一は最後まで運動量を落とさず、 自慢の“超”高速バスケットで大激戦をモノにした。

    北陸学院vs.東山の試合は、④岡田と⑨パトリックに加え、⑮クリスティンも活躍し、 東山が主導権を握る。。 北陸学院も⑫大倉や④小室、⑦高田の得点で反撃するも、東山の高さに屈し敗退。 東山はウインターカップでは初となる決勝に駒を進めた。

    これで男子決勝は福岡第一vs.福岡第一と、インターハイと同じ組み合わせに。 スピードと運動量で他を圧倒する福岡第一が夏冬連続優勝を果たすのか? それとも、大会屈指の得点力を誇る東山がリベンジを成功させるのか? ウインターカップ2016の最後を飾る男子決勝は要注目だ。   明日の対戦は、 男子3位決定戦10:00〜帝京長岡vs.北陸学院 男子決勝12:00〜福岡第一vs.東山     本日の結果は以下の通り。 ■男子準々決勝 ◯福岡第一89―78帝京長岡●(2度の延長戦) ◯東山89―70北陸学院● ■女子3位決定戦 ◯昭和学院67−59大阪薫英女学院● ■女子決勝 ◯桜花学園67−65岐阜女● 【女子最終結果】 優勝 桜花学園(愛知・高校総体1位) 準優勝 岐阜女(岐阜・高校総体2位) 3位 昭和学院(千葉) 4位 大阪薫英女学院(大阪) 【ベスト5】 馬瓜ステファニー(桜花学園④/3年) 山本麻衣(桜花学園⑨/2年) ディヤイ・ファトー(岐阜女⑦/3年) 赤穂ひまわり(昭和学院⑧/3年) 髙原春季(大阪薫英女学院⑤/3年) ---------------------------------------------------------- 感動大賞、募集中! http://www.basketball-zine.com/wintercup2016#question-link (月刊バスケットボール編集部)

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