月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2017.10.08

NBA243試合出場の実績を誇るマーティン(三遠)が デビュー戦でゲームハイの26得点!

NBA243試合出場の実績を誇るマーティン(三遠)が デビュー戦でゲームハイの26得点!    10月7日(土)に行われた三遠×SR渋谷の試合は、前半を終えて23‐23というロースコアの展開に。その後、3QにSR渋谷が5点リードし最終Qを迎えたものの、試合終盤に三遠が逆転。その後は、さらにリードを広げた三遠が72‐66で勝利した。この試合、三遠は4Qで28得点を挙げているが、そのうち1人で17得点を荒稼ぎしたのが新加入選手、カルティエ・マーティンだ。

               2009年から15年までの約7シーズン、NBAで通算243試合に出場した実績を持つマーティンは、Gリーグ(NBAが運営するマイナーリーグ)やイタリア、トルコなどでもプレーしてきた経験豊富なベテラン。この試合がBリーグデビューとなったマーティンは、5本の3Pシュートをネットに沈め、フリースロー7本を全て成功させるなどゲームハイの26得点でチームの今季初勝利に大きく貢献した。

                   このマーティン、エージェント(代理人)から「昨年Bリーグが開幕したことで、去年から今年にかけて日本のバスケットボールが成長している」と聞き、「日本で自分の新しいキャリアを作っていこうと決断した」とのこと。今季は、琉球のヒルトン・アームストロング(10-11シーズンのウィザーズ)、富山のデクスター・ピットマン(13-14シーズンのホークス)と、マーティンがNBA在籍時のチームメイト2人もBリーグでプレー。特にピットマンとは「同じテキサス州の出身で、AAU(全米アマチュアスポーツ統括団体)で同じチーム(ヒューストン・セレクツ)だった。デクスターとは今でも連絡を取り合う仲なんだ」(マーティン)と語っている。デビュー2戦目となる8日(日)の試合は、青山学院記念館で14時05分ティップオフ。三遠が連勝してホームに帰るのか、SR渋谷がホームのファンの前で白星を挙げることができるのか、本日の試合も注目したい。 ※マーティンについては、インタビューを10月25日(水)発売の月刊バスケットボールに掲載予定  

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