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2017年06月21日

祝!! 初来日記念!! カイリー・アービング ストーリー Part.1

祝!! 初来日記念!!

THE STORY OF KYRIE IRVING

カイリー・アービング ストーリー Part.1

 

オールスター選出4度(2014年にはMVPを獲得)、NBAチャンピオン(2016年)、

世界大会2度の金メダル(2014、16年)と、25歳ながらすでに輝かしい功績を残す

NBA屈指のスコアリングガード、カイリー・アービングが7月21日(金)に日本へ

やって来る。現役NBA選手さえも憧れる、その華麗なボールハンドリングやシュートの

テクニックなどを目の当たりにできるクリニックは必見。ここでは来日を記念し、

5回に分けてカイリーのストーリーをお届けしていく。第1回はカイリーが

バスケットボールに夢中になったきっかけや生い立ちを紹介したい。

 

 

 

GOAL:PLAY IN THE NBA(目標:NBAでプレイすること)」

これは、カイリー・アービングが小学校4年生のとき(2002年)に自らの目標として

書き、クローゼットに隠していた言葉である。当時カイリーが住んでいたのは

ニュージャージー。

01‐02シーズンのNBAといえば、リーグきっての名司令塔ジェイソン・キッド

(現バックスHC)がサンズからニュージャージー・ネッツへと移籍したときで、

キッドは前年僅か26勝のチームを52勝させてイーストトップまで導き、NBA

ファイナルまで進んでいる(結果はレイカーズに4連敗)。

カイリーは「メモのことは今でも覚えているよ。どの試合かは忘れてしまったけど、

ネッツの試合にとても感銘を受けてね。バスケに情熱を捧げる源泉になったんだ」と、

プロ入り後の14年に語っている。そのメモを書いてから約15年後、今やカイリーはNBA

きってのスター選手にまで成長した。

キッド(左)の入団初年度にNBAファイナルへと進んだネッツ。スピーディーなスタイルで人気を博した

Photo:Tomoaki Sasaki

 

 

1992年3月23日、カイリーが生まれたのはオーストラリアのメルボルン。

カイリーの父ドレデリックが、プロのバスケットボール選手としてブルイーン・

ブルマーズ(オーストラリアのプロチーム)でプレイしていた影響もあり、

カイリーにとってはバスケットボールがおもちゃだったと言っても過言ではない。

生後僅か13か月でバスケットボールに触って遊んでいたという。

手に吸い付くかのように見事なボールさばきを見せるカイリー。生後13か月でボールに

触っていたのもうなずける(写真は2011-12シーズン)

Photo:Yasutaka Ishizuka

 

 

その後、カイリーが2歳になった94年にアービング一家はアメリカ、ニューヨークの

ブロンクスへ移り住む。そしてカイリーは4歳になると、すでに通常の高さのリング

目掛けてシュートを放つまでに。しかしちょうどその頃、母エリザベスが敗血症症候群の

ためこの世を去る。

カイリーと1歳上の姉エイジアが悲しみに暮れたのは言うまでもない。

そうした不幸があった中、父ドレデリックはドラッグや拳銃による犯罪が頻繁に起こる

地域(ブロンクス)を抜け出す必要性を感じていた。そこでニュージャージーへ移ることと

なるのだが、カイリーはブロンクスにあるプロジェクト(貧困地区と呼ばれる治安が悪いエリア)

でバスケットの腕を磨いていった。

「週末になるとほとんどそこにいたんだ。父さんが子どもの頃にバスケがうまくなっていった

環境で僕もやりたかったからね」とカイリーは言う。その成果はすでに表れており、6歳の頃には

利き手ではない左手でレイアップを決めていたという。右も左も自由自在に使いこなすカイリーの

プレイスタイルの原点は、この頃に身に付いたのだろう。

リング下に誰がいようとお構いなしに跳び込み、リムに直結するコースを見付けては

レイアップを繰り出すカイリー(写真は2011-12シーズン)

Photo:Yasutaka Ishizuka

 

 

次回は6月28日(水)に更新予定

 


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